簿記検定の受験資格・申込方法
簿記○級っていってもどの程度のレベルなの?それがわからないと目標も立てられませんよね。日商簿記検定では4級から1級までの試験あります。一般的に履歴書に書ける資格といわれているのは3級からです。社会的な要請というと、2級合格がひとつの目安となります。また1級合格者には税理士試験の受験資格が与えられるという特典があり会計人の登竜門とされています。3級は商店などの小企業向けで、簿記の基礎や決算に関する初歩的な実務を理解しているレベルです。出題科目は商業簿記のみ。時間は2時間で70点以上合格となります。前回の(2008年2月実施 第118回)合格率は38.2%と平均的な合格率でした。2級では商業簿記に加え、工業簿記と出題が2科目になります。株式会社などの中小企業向きで、財務諸表を読み取り初歩的な原価計算を修得しているレベルとなります。また大学などの推薦入学に有利とされています。前回の合格率は29.4% こちらも制限時間2時間、70点以上合格です。試験は午後となりますので3級・2級の同日受験も可能です。また受験資格がないので2級・1級からの受験や2級・1級の同日試験も可能です。大学程度の商業簿記、工業簿記、原価計算、会計学の4科目を修得しているレベルとされる1級では、各科目25点満点のうち1科目でも10点以下の場合は合計が70点以上でも不合格とされます。財務諸表規則や企業会計の法規を理解しており、大企業や会計指導者向けです。2007年11月実施の試験ではわずか9.9%の合格率でした。また過去には3.5%の合格率ということもありました。制限時間は商業簿記・会計学1時間30分、工業簿記・原価計算1時間30分。2008年度の試験日は6月8日(日)1級~4級 (現在申込受付中 期間は受講地域によりちがいます。)11月16日(日)1級~4級2月22日(日)2級~4級申込、詳細は 商工会検定試験情報検索サービスでhttp://www.cin.or.jp/examrefer/search_cci.asp