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カテゴリ:イタリアの風景
やぁ~~~、まいった、まいった。 昨日はネットの接続がカットされてしまい、夕方日記の更新が できませんでした。 日課になっているので、ネットの接続ができないと、 テレビを観れないのより退屈しちゃうわ~~ さて、今日は山シリーズの最終回を書こう。 イタオヤが絶景を撮影した所の近くに、かつてのロードレースのヒーロー、 マルコ・パンターニの像があった。 マルコ・パンターニは、1998年に Giro d'Italia と Tour de France を個人で総合優勝したヒーローであるが、 その後ドーピング疑惑が浮かび、出場停止になったり、裁判で話題になったりして 2004年にドラッグのオーバードースで亡くなってしまった。 一緒に写っているのは、ドイツ人のおじさん。 私はイタリアに来るまで自転車のロードレースなんて 全く興味がなかった。 しかし、イタオヤの影響とパンターニが山を登っていく様子を観るうちに 自転車の大ファンになってしまったくらいだ。 標高2400~2600m級のアルプスの山を登っていくパンターニを観て 感動しない人がいただろうか? 私もイタオヤも夢中になってテレビにかじりついていたので パンターニのドーピング疑惑が浮かんだ時は、信じたくない、 でも、やっぱりなぁ・・・ ととても複雑な気持ちだった。 パンターニが亡くなった後も、ファンは彼の思い出をアルプスの山に 残しているが、私とイタオヤは切り替えが早いので あっという間にパンターニ熱は冷めてしまい、完全にしらけてしまった。 マルコ・パンターニについては、ウィキでどうぞ~~~ 上でパンターニの像と一緒に写っているドイツ人のおじさん、 実はこの峠に着くまでに、何度か見かけていた。 私たちが時々駐車して写真を撮っていた時、彼の奥さんらしい女性と 一緒に自転車で通り越して行ったり、その後私たちが車で 追い抜いたりしていた。 ドイツからここまで来て、自転車に乗るなんてなぁ・・・ とイタオヤは喜んでいた。 やっぱり自転車愛好家同士の 「フィーリング」 みたいなものがあるんだろうか。 さて、下山する。 下山ももちろん冷や汗タラタラであった。 しかし、 標高1150mのカステルマーニョが見えてくる辺りから、道路もちょっと広くなって 下をみても怖くなくなった。 あいにく霧が出てきた。 右に見えるのがカステルマーニョのサンクチュアリである。 左側に見えるクネクネ道をズームしてみる。 この写真を撮りながら、また牛の鐘の音が聞こえた。 カステルマーニョはこの名前のチーズで有名である。 1キロ30ユーロくらいする高価なチーズで、このあたりの草をはんだ 乳牛と山羊から取れるミルクだけで作ったこのチーズは、 溶かしてソースにし、ニョッキにからませて食べると、 ため息が出るほどおいしい!! カステルマーニョの凛々しいお姿はここからね~~ カステルマーニョに着く前に、上で一緒だったドイツ人のおじさんが 私たちの車の方に合図しているのが見えた。 近くに行って駐車する。 「私の家内を上で見ましたか?」 とおじさんは聞く。 下りになると自転車の速さの差がついてしまい、奥さんを上に残してきたので 心配になったようだ。 私たちは途中で奥さんが休憩がら、両手を動かしているのを見た。 下りはブレーキをかけながら降りるので、ちょっと腱鞘炎っぽい人は すぐに手が疲れるようだ。 それをイタオヤは説明し、おじさんも安心したようだった。 というわけで、たまに思い出して書いていたこの山シリーズも最終回である。 カステルマーニョのチーズは上にも書いたが、本当に美味である。 これから寒くなったら、やっぱりカステルマーニョのソースで ニョッキが食べたくなるのである。 うーーーーーん、マンダム~~~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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