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テーマ:今日の出来事(288526)
カテゴリ:イタリアの風景
バローロを歩いていると、こんな建物が見えた。 なになに? 「ワインの栓抜き博物館」? 巨大なワインの栓抜きがやけに目に付く。 入り口においてあったエプロン。 これもワインの栓抜きのデザイン。 入り口にあったポスター。 どうやら無料で入れるようなのだが、時間の関係でパス。 ちょっと残念だな。 でも奥でワインの試飲販売をしているのが見えた。 ドイツ人らしい人たちも何人か・・・・ やっぱり試飲してましたわ・・・・(^◇^) この栓抜き博物館は、小さな広場に面している。 その名も 「お城の広場」。 バローロのお城のイラストつき。 この後お城の敷地内を歩いたのだが、時間は既に5時を越えていた。 写真が上手く取れなかったので、ウィキから拝借した画像を アップすることにする。 バローロのお城の外観はこんな感じである。 肌寒くなってきたので、そろそろバールに入って 何か飲むことにするか・・・・ 近くのバールに入って一息ついた。 私、イタオヤ、ジジはエスプレッソにしたのだが、 リディアは紅茶を所望する。 イタリアのバールの紅茶っていうのは、ティーポットに熱湯が入っていて、 ティーバッグが何種類か入った容器を持ってくるだけ。 自分で好きなお茶を選んでね。 というシステムである。 イギリスのリーフティなんか想像しちゃあいけないよ。 リディアは沢山あるティーバッグから1つ選んで満足そうに お茶ができるのを待っていた。 私は既にコーヒーも飲み終え、沢山あるティーバッグが気になるので いろいろと物色していた。 「チャイ」 とかっていうインドのティーバッグがあった。 チャイって日本のサイトをサーフィンすればよく見る名前だが、 イタリアの田舎ではスーパーでは売ってない。 多分専門店に行かなきゃないだろうな。 そう思った私は、出来心でティーバッグを1つネコババすることにした。 それを見たリディアはこう言う。 「私がホテルで働いていた時、いつもティーバッグの数を数えていたの。 必ず何個か持ち帰る客がいるのよね。」 ふぅ~~~~~~キタキタキターーーーーー!! リディアの逆襲パンチである。 ちょっと冷たい私に、こういう冷水を浴びせるような一撃の言葉。 横っ腹に軽くパンチを受けた私であるが、ここで手を引っ込めては リディアがほくそ笑むだけ。 というわけで、私は聞こえないフリをしてそのティーバッグをポケットに しのばせたのだった。 この日の夕方部屋に帰ってから、イタオヤが言った。 「さっき、リディアがホテルで働いていた時、って言ったけど、 あれはホラだな。 確かオープン前のホテルを業者を通して清掃しに行ったというのは ジジが何年か前に言ってたけど、ホテルがオープンしてから 清掃以外に中では働いていないはず。 口ぶりでは、ティールームとか朝食の担当みたいな印象を受けるけど、 そんなはずはないんだよな。」 というわけで、リディアは忘れた頃にホラを吹いていたのであった。 続きマッスル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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