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テーマ:旬・シュン・しゅん♪(3064)
カテゴリ:フレンチ
麻布十番エルブランシュ(Aile Blanche)でのジビエディナーいよいよメインイベントです。
勿論この日の主役は雷鳥 焼き上げる前のお肉を、シェフから見せてもらったのですが 「ドス黒い」という表現がピッタリの赤黒さ! ちなみに雷鳥を食べるのは今回が初体験です! そんな雷鳥さんが焼き上げられたのがこちらです。 身は鮮やかな赤。ソースには骨やら内臓やら血やらをふんだんに使っています。 先ずはお肉だけを、なるべくソースを付けずに一口。 雷鳥と言うくらいですから、疑うこともなく鳥なのですが 長い繊維質の肉質ではなくて、細かい繊維がぎっしり詰まっているような肉の食感です! いろいろな話で「雷鳥は苦味があるよ!」と聞いていたのですが この時点では「苦味」はありませんでした。 続いて、ソースを付けて一口・・・ 苦い! なんといったら言いのでしょうか、とにかくソースを付けた瞬間に 野趣あふれる味わいに大変身!(お肉だけでもかなり野趣あふれていましたが) 牧場のような匂い、そして表現は悪いかもしれませんが、胃酸のような苦味。 普通の料理ならば「」となるところですが ジビエとなるとこれが(;゚∀゚)=3となってしまうのだから不思議です。 事実、最初は驚きましたが、食べ進めるうちに何かこの苦味と匂いに引き込まれていきます! 付け合せの野菜や茸、リンゴのピューレなどと食べるとまた違った表情を見せてくれます。 但し、初体験のジビエにはオススメは出来ないです。 もし初めてのジビエがこれだったら 「もう二度とジビエは食べない!」と言う人が続出するかもしれません・・・。 シェフの話では、初めて雷鳥を食べて、途中でリタイアした人も痛そうですし さすが、ジビエの中でも曲者で知られる食材です。 雷鳥の後はデセール。 この日は巨峰を使ったものが登場! こちら見た目以上のボリューム! でも食べ終わると、お口もお腹もスッキリ!!爽やかになりました。 初体験の雷鳥で幕をあけた2008年のジビエシーズン。 この先まだまだジビエの季節は続きます! 早速エルブランシュの青首鴨のディナーも予約して、この日のディナーは幕を閉じました。 【その1】 【エル・ブランシュHP】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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