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2009.06.14
テーマ：今日のこと★☆(104140)
カテゴリ：日々の出来事
いつもと変わらない日曜日のはずでした。
いつも通り仕事のため朝5時に起きて、テレビをつけると、 いつも通りの日曜朝の番組をやっていて、それを横目でみつつ準備をして家を出る。 なんの変わりもない、いつもの日曜日でした。 電車に乗り、一眠りでもしようかなと思うと、 目に入ってきたのは向かいに座った人が持っていたスポーツ新聞。 「三沢が死んだ」の文字が見えました。 三沢ってプロレスラーの三沢？瞬時に思いましたが、 信じられない気持ちで、「別の三沢さん？」と思いました。 いや思おうとしたのかもしれません。 でも、折り畳まれた紙面に見える緑のタイツがそれをキッパリと否定しました。 すると次は「何か重大な試合に負けて、それを死んだと表現してるのかな…」と思いました。 しかしそれも、前の方が紙面を広げ一面全てが見えるようになって 現実の死だとわかりました。 それから、会社の駅まで表現出来ない感情に包まれていました。 駅に着き、会社までの移動中、 いつものコンビニに並んでいる新聞の一面全てが同じ事を伝えていて、 間違いのない現実なんだと思い知らされました。 会社について、ネットに繋いでざっとニュースを観て テレビで流れるニュースもチェックして・・・ 思い起こせば中学生の頃、当時新日本プロレスしか知らなかった自分が 深夜に放送していた全日本プロレスをたまたまビデオで録画したのが出会いでした。 最初の全日への感想は「地味で、マジメなプロレスだなぁ」と言うものでしたが 数週間後に放送されたのが、ジャンボ鶴田対三沢光晴の最初のシングルマッチ。 そこに至るまでの背景など知りませんでしたが 劇的な試合、鶴田の圧倒的な強さ、それに立ち向かう三沢、それを盛り立てる実況… 全てが素晴らしく、最後に三沢がスリーカウントを奪った時に 思わずテレビの前で大声を上げるほど興奮したのを覚えています…。 当時は皆若くて、小橋なんてオレンジのパンツを履いて まだヒョロヒョロしてて、ジョニー・エースとタッグを組んでて…。 その日から、早く鶴田とまたシングルマッチが来ないものかと 指折り数える日が始まり、ドンドン全日へハマっていったのです。 シングルマッチも回を重ねるごとに、鶴田のバックドロップの角度も急になり それでも三沢さんは立ち上がって… なのに今回は…。本当に信じられません。 これで、子供頃から夢にまで見るも実現せず プロレスゲームで再現して興奮していた武藤vs三沢は 永遠の夢の試合になってしまいました。 朝から今まで、耳の奥でスパルタンXが何度も何度も鳴り響いています。  にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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