【中国市場のトレンド先取り深掘り】Case186「小さな変化から探る可能性」
週刊トラベルジャーナル2023年10月30日発売号に連載記事を執筆しました。国慶節期間中に訪れた5組の旅行客と、食事や買い物、観光などご一緒しました。その際に、彼ら彼女たちが驚いたり感動したり、惜しいと思ったことなどを事例としていくつか紹介しました。興味ある方は、ぜひご覧ください!週刊トラベルジャーナル2023年10月30日発売号処理水問題がある中で、家族や親族と訪問する人々は、自分の目や体験を信じるタイプの人で、ネットの情報に振り回されない様子でした。当然、日本では魚介類と肉料理三昧で、「訪日の動機はグルメ」が共通点でした。中には「イタリア料理もフランス料理も日本で食べた方が美味しいかった」という感想も…。今や彼らにとっては「日本=日本料理」ではなく、「グルメ大国」なのだとか。実際に、毎日違う国の料理を楽しむ家族もいました。ちなみに、処理水問題で中国人客がコロナ前ほど戻ってないことについてどう思うか?を尋ねると、「このくらいの旅行者数でちょうどいいと思う。とても快適だった。第一、非日常を味わうために海外旅行するわけで極端なことを言えば、中国人ができるだけ少ないところに行きたい…。」など、ほぼ同じ意見でした。一刻も早く観光客数を回復させたい観光庁と、これ以上復活して欲しくない中国人客。何とも皮肉な状態に思えた次第です(笑)。→レジャーサービス研究所→レジャーサービス研究所ポッドキャスト