連休を控えてキャッシュポジションを高めたのは、例年のように株価が下落したら、安くなった株を買うためで、日本株に弱気なわけではありません。
確かに上海市場に代表される中国株やベトナム株のように、経済成長期にある国の株とは違って、成熟期に入った日本企業の株の株価が、成長期の国の株のように勢い良く上昇することは無いかもしれませんが、日本企業は、成長期の国に物を売って稼いでいます。輪転機を回し続ける貿易赤字大国のアメリカにも、沢山のものを売っています。物ばかりではなく技術もノウハウも売りまくっています。バブル期ほどは目立たなくなり一位は中国に譲りましたが、それでもアメリカの貿易赤字の原因の第2位は日本です。
何度も書いてきてくどいですが、景気循環を信じる限り日本の景気は良くなるし、景気がよくなれば企業業績も上がり、株価も上がります。もたついて下がったりしている業績の良い株を買うチャンスは、これから少なくなっていくでしょう。なんでアメリカや世界中の株が上がって、景気の良い日本の株だけが下がるのか分かりません。投資家の都合以外にはあまり考えられません。それでも主体性の無い日本の投資家、特に機関投資家の売りに株価が下げる危険があるので、用心してキャッシュポジションを高めただけです^^;
特に使う予定の無いお金は日本に溢れかえっています。その証拠に強気の決算予想を出した企業の株はバカみたいに上がっています。指をくわえて見ていた日立建機もそうですし、寄付き成行買いで参入したコマツだって順調です。これらの株で短期的に稼いだら、あとは慎重な決算発表で低迷する成長期待の持てる低PER、低PBRの株があれば買い増しをする作戦を立てています^^;
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Last updated
2007.04.29 17:31:34