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2018.11.27
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​​ 10月の後半から体調が悪く、長年通った主治医に11月に入ってすぐに胃カメラと血液検査を依頼しました。

 胃カメラでは甲状腺、胃、十二指腸には異常は全くなし、ところが数日後にでた血液検査では驚愕のがんマーカー正常値の5000倍。即大きな病院に検査をねじ込んでもらって、11月16日の8時半に覚悟を決めていた末期がん、転移が始まり手術できないがんステージ4の末期がん。数か月から頑張て1年の余命宣告を受けました。

 即入院して、抗がん剤を連続して入れるためのポート手術で、やと抗がん剤を点滴スタート。とりあえずは無事点滴は終わり、マラソン治療のスタートは上手にきれた感じですが、長い長いマラソン治療がスタートしたばかりです。


 いままで私は長い生きしすぎてお金が足りなくなるリスク(⇔可能性)ばかりを意識して生きてきましたが、貯めてきてこれから使おうと考えてきたお金を、まったく使えないで死んでしまうdanger(=危険な出来事)に正面衝突してしまったことになります。

 

 貯めたお金は子供がいない私はすべて妻に残して、妻と2年前に保護した、今ではすっかり家猫になり、私や妻をいやしてくれるモクちゃん(=ペット猫のニックネーム 三毛猫)が一人と一匹で、これからの長い一生を生活費に不安なく過ごしてもらえたら十分満足だと感じています。

 

 26日から抗がん剤の治療がスタートして、長髪が4週間後にはすべて抜け落ちる患者が殆どという説明を受けたので2日前に、丸坊主にしてきました。ポロポロ髪が抜けると、精神的にダメージが大きいと感じました。

 

 薬のアレルギーが多いので、抗がん剤を太い血管から入れるCVポートの手術でも、手術が終わった直後から顔に薬疹(アレルギー)が出ましたが、すぐ対応の点滴で半日で薬疹が消えました。

 

 CTの造影剤も、薬アレルギーも怖がって逃げると生が終わるので、リスクは管理して取って行くという株式投資での経験が活きています(苦笑)

 

 12年間も好きなことをやって生きてきたので、その点では不満がありませんが、年金を満額もらう65歳まで生きられないとちょっと無念ですし、これから本格的に海外旅行に行く予定で、ビジネスクラスでクロアチアなどに来年行くという計画を妻と進めていたので、その点でも残念ですが、こればかりはしょうがありません。

 

 仏教では、生老病死の4つを、人として免れることのできない苦しみ(=思い通りにいかないこと)と教えています。四苦八苦の四苦の正確な意味を思い出しました。

 

 四苦のうちの3つを今回は一気に痛感することになりました。やはり仏教の教えである『即今(そっこん)、当処(とうしょ)、自己(じこ)』つまり、「いま」「ここ」にいる「自分」に集中することで、一日一日をいままで以上に充実して、大事に生きていければいいなと、考えています。

 

 やはり体調がおかしければ、すぐ検査したり、人間ドックを年1回は受けておくべきだったと考えています。

 

 有料メルマガは前回で終了して、炎さんメルマガと、私が体調が良くて書けるときは、余命宣告を受けた時から準備をスタートした経験談などを書いて載せてもらうことにしています。

 愛する家族が安心して生きていくためには私が死ぬ前にやり終えていかなければならないことは、たくさんあります。すぐに死んでは死んでも死にきれないというのが本当の気持ちです。

 交通事故などで即死したら、愛する家族はどれほど精神的にも、経済的にも被害を大きく受けたかと思うと、死後の準備を行う準備期間、私の人生の断捨離を少しでもやる余裕をいただけたことは感謝以外の何物でもありません。

 
 がんの告知を受けた後に家ですぐやったのは、40年近くかけ続けてきたアフラックのがん保険にTELすること。いつもの整理整頓のできた妻も、ショックからかアフラックから毎年来る通知をすぐ探し出すことは出来ませんでした。

 私のがん保険で支払われる保険は、まず初めてがんにかかった時、癌になったとう診断書などを提出すると300万円が支払われること。

 がんで入院すると1日目から1日に4.5万円の入院給付金が貰えること。一度退院しても、また入院するとそのたびに、1日4.5万円の入院給付金がもらえること。

 通常のがん患者は2週間、14日以内で退院することが殆どなので貰える人は少ないようですが、どこかで20日以上入院すると、退院の日から180日間の間に、通院治療した日数(=回数)の30回分までは通院給付金が1回、1.5万円給付されること。

 がんで死亡すると450万円の死亡保険金が貰えることを確認しました。

 私のように末期がんでは40年間払い込んだ生命保険料の2倍が返ってきても、うれしいという気持ちはありませんが、退院出来てがんに良い温泉地とし有名な秋田県の玉川温泉、新玉川温泉、山梨県の増冨温泉、鳥取県の三朝温泉などで温泉療養することにも保険料を使えます。

 またすい臓の末期がんが治ったという富山の病院(=病院名を調べてもらえるよう知人に依頼中)などでの治療を受けるのにも使えると考えています。

 これには笑い話がありまして、電話したときには1日の入院給付金に関して、14.5万円と聞いたつもりになっていました。妻に話すと、いくら何でも1日の入院給付金が10万円以上も出るはずが無いと苦笑されました。


 『いや、何度も金額を復唱して確認した。』と私は言い張りましたが、やっと精神的に落ち着きを取り戻した整理・整頓が得意な妻が、アフラックの毎年1回送られてくる資料を出してきました。

 そこには1日の入院給付金が4.5万円と書かれていました。あなたらしい聞き間違いだと、やっと妻の顔に笑顔が戻ってきたことが救いでした。

 ありがたいことに入院は当初の予定+2日で退院できそうで、通院治療の給付は貰えそうもないですが、そなことはどうでもよく、家に早く帰って断捨離をスタートしたい気持ちでいっぱいです。

 メスの三毛猫を保護して、家猫になてもらってからは株の運用に関しては三毛猫の99%のうちの1%しかいないオスの三毛猫は幸運を呼ぶ猫ととして2000万円も3000万円もするということですが、我が家のモクちゃんもオスの三毛猫の値段の2倍以上の恩恵を私にもたらしてくれました。

 去勢して子猫のうちに捨てられたようなので、オスの三毛猫くらいの幸運をもたらしてくれたのかもしれないと感じています。

 お金の恩恵も大きいですが、癒しの恩恵はお金の恩恵の数倍はあります。

 普段は、私が寝転んで炬燵に入っていていても体に乗ってこなかったモクが、今年は私のお腹で寝るようになりました。お腹と背中が苦しいので、おろしても、おろしても右から左から乗ってきます。

 それが、つらいので主治医に検査を依頼したわけですから、発見は遅れましたが、今回のがん発見の一番の功労者はモクかもしれません。

 65歳まで検査をしなかったら、たぶんがん全身転移で樹木希林さんのような状態まで追い込まれる前に死が訪れたと思います。

 うれしくも何ともありませんが、65歳になったら最初にがんになった時の支給は300万円の半分の150万円です。

 結局、日本株の暴落と体調の悪さで、去年現金に変えて定期預金したお金は満期が12月だったことも幸いして株に戻すことは出来ないで、預金のままなので、これもラッキーなことかもしれません。

 がん保険の死亡給付金は450万円ですが、治療中に交通事故などで死ぬと50万円となり、大きく減ります。

 しかし通常の一般保険は交通事故など事故で新ぬと病死した時の2倍の保険金が出るので、減ったがん保険の3倍の保険金になります。

 出来ることなら、一日でも長生きして、少なくとも厚生年金や国民老齢基礎年金を満額貰って、平成の年号が変るのを確認し、東京オリンピックをテレビで見て、欲を大きく持って、大阪万博までも見たいと願っています。

 いつも海外に一緒に出掛けていた仲良し3家族の海外旅行企画担当のご主人から来年の3月か4月に沖縄旅行に行こうというお誘いメールが来たので、私のがんのことを連絡して、出来たら行きたいが治療しだいと返信しました。

 すぐ電話がかかて来て彼の奥さんもがんで手術をして11月22日に退院予定だが、傷が化膿して、ふさがらず退院が遅れているということを知りました。

 奥さんに私のことを伝えてくれたようで、長年、高齢者や障碍者の後見人を務めてきた彼女が、苦しい中で電話をくれました。

 治療の状態を交換したあとに、彼女が痛みに苦しむ中、電話をかけてきてくれた最大の理由は、遺言を作れ、自著の遺言は、どんなに完ぺきに作ったつもりでも、ものすごくリスクが高く、相続税の申告の期限の10か月までに申告できず、例えば20年以上連れ添った妻が使える1億6000万円まで無税の妻の軽減税率が使えなくなること。

https://osd-souzoku.jp/haiguusyanozeigakukeigen

 もっとお金持ちの奥さんは、法定相続分まではこの軽減税率が使えるので法定相続分が3億の人は3億まで、5億の人は5億まで、相続税が無税になります。ただし10か月以内に相続税の申告をしないと使えなくなります。

 相続税の基礎控除3000万円+600万円×相続人の数という控除額とは雲泥の差。

 公正証書の遺言を作っておけば、確実に10か月以内に相続税の申告が可能です。私の死後3か月もかからないで相続申告をする準備を私は進めています。

 このことを苦しい入院生活の病院から知らせてくれたわけで、感謝です。

 お見舞いに来てくださった人はみながんの手術をしたことがあり、手術後何年も生き抜いている人ばかりでした。

 2人に1人はがんになる時代です。お見舞いに来てくださった人の知人にもがんの余命宣告後、5年や10年、生きながらえている人はたくさんいるようです。

 消化器系のがんで、食事は取れなくなって、すべて胃ろうで胃の近くに栄養を入れる管を設置して5年10年と長生きしている二人の人は、なんとそこからお酒を入れているようです。

 『うまいの』と聞いたら、口から入れないのでうまくもなんともない。しかし確実に酔う。それが気持ちよくてやめられないとのこと。

 がん患者でも前向きに明るく生きている人のほうが、結局は長生きできるようです。

 砂漠で遭難して水筒の水が半分になった時にもう半分だと焦る人と、まだ半分あると前向きに考える人。生き残るのはまだ半分あると前向きに生きる努力をした人と同じです。

 ノーベル賞を取ったオプジーボ。薬効が認められないと使えませんが、去年から薬効が認められて使えるようになったがんがあるそうです。

 そのがんにかかっていた人は医師に相談したら、オプジーボにも副作用があり、合わない人がそれほと多いわけでは無いが、合わない人は1回目の投与で死んでしまうリスクが高い。

 1回目の投与が終わって生き残った人は続けて投与できる。

 しかし効果がでるかどうかは患者しだい。

 『どうしますか。それでも使いますか。』と究極の選択を迫られたそうです。

 いままでも治療では、病状が改善しないが少なくともまだ生きられる。しかしオプジーボを投与すると1回目に死ぬリスクがある。その後打ち続けても効果があるかどうかは分からない。

 その人はすぐ死んでしまうリスクを選択して
オプジーボを投与することにしたそうです。生き残り、効果がありがんの病状は改善しているということです。

 株とは違い本当に死ぬか生きるかの選択を、これから新薬や新しい治療法が出てきたときに繰り返していくことになりますが、リスクは避けるのでなく管理して(=自分が死んでも家族が大丈夫なような準備をしっかりと整えておくという意味で使っています。)、生き残れるようにリスクを取って行きたいと考えています。抗がん剤の治療などで、倦怠感が来ることも、痛みが来ることも多いようです。

 抗がん剤の投与後に何もなくても、数日後に副作用がでてくることも多いようなので、なるべく気力があるときはこのブログを続けて行きたいと思います。

 いま、投資している株のことも書いてみたいと思いますが、お金を作ることより、作ったお金を確実に愛する家族に残す準備に関してのほうを最初は多く書くことになると思います。

 いくら稼いでいても交通事故で死んでしまったら、残した自分が知らなかった法定相続人が出現して、私が妻と作った遺産を食い荒らしに来る可能性もあるということを、電話をくれた後見人をしていた友人からも、他の知人からも聞きました。

 お金は作るばかりではなく、愛する家族に残す準備も事前にやっておくべきだったと痛感させられた1か月間でした。


 






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Last updated  2018.11.27 19:36:32



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