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LUKEの日記

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2016年12月07日
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「キュレーション・メディア」という用語をご存じだろうか。
ネット上の有益な情報をまとめてコメントをしたり、
リンクを貼ったりというサイトのことをいう。

「まとめサイト」というと分かりやすいかな。

このキュレーション・メディアの一つが騒動を起こした。

News Up WELQ騒動から見えた3つのこと(NHK NEWS WEB:2016/12/2)

Lukeのメインの仕事である医療情報に関わっているので、
ずっとTwitterで追っかけていたんだけど、いろいろ考えさせられた。

この問題は、複数の要素が絡んでいてややこしい。

その中でも一番恐いなあと思っているのは、
確実なことと不確実なことがごちゃ混ぜに発信されるということ。

口コミなんてそんなもんよ、と達観している人はいいんだけど、
大企業が運営しているサイトがそんなことやっちゃったもんだから、
まったく手に負えない。

いろいろなサイトやブログから適当にコピペして無断使用していたらしい。
それも、文脈無視の切り貼り状態。

サスペンスドラマで犯人が脅迫文を新聞文字の切り貼りで作るでしょ?
ちぐはぐで美しくない。

まじめに読んでると「あれ?あれ?」なんでこうなるん?
という文章がたくさん。

この問題についていろいろな人が解説してくれているんだけど、
その中に興味深い記事を見つけた。

WELQとキュレーションメディアと私

この記事を書いた人は、これらのへんてこな記事は
コンピューターが「良い」と判定する記事を書いていたのだ、という。

Lukeが最近始めた広告文を書く仕事もその技術を使っているので
他人事ではない。

ただね、そのへんてこな記事を書いていた人たち、記事に責任を持つ立場の人たちに言いたい。

逆さまだよ。

ものを売る=コミュニケーションする
お金はそのためのツールでしかない。

買ってくれるのは誰さ。お客様はコンピューター?

非人間的なぶつ切りの「ことば」たちがかわいそう。
そのぶつ切りの「ことば」で満足している人もかわいそう。

単語でしかコミュニケーションできない人が増えているらしい。
まるで、コンピューターのようじゃない?

「分かりやすく」「簡単に」「手軽に」

人の気持ちなんて、そう簡単に分かるわけがない。
これまでの長い歴史の中で育まれてきた「ことば」たち。
もうちょっと丁寧に扱ってあげたいな。

書いたものだけで人を説得できるなんて、それこそ超一級の記者や小説家の業。

書けないまでも、せめて読む時くらい注意して読んでみようよ。
その文章が美しいか美しくないか。

美しい絵画に感動するように、美しい文章で感動して欲しい。

せっかく優れたコミュニケーションツールとして発展してきたインターネット。
ゴミだらけにはしないで欲しいな。

時々お掃除しようね。意味不明の単語であふれた頭の中も。







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最終更新日  2016年12月07日 00時41分50秒
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