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テーマ:まち楽ブログ(32203)
カテゴリ:釧路(くしろ)地域
釧路総合振興局 商工労働観光課です。
エゾシカ肉を活用した食品開発技術の向上や高付加価値化を目指し、さまざまな立場でエゾシカに 関わる方からお話を聞く「くしろエゾシカ食品フォーラム」が開催されました。 北海道名誉フードアドバイザーでもある、東京農業大学名誉教授・小泉武夫先生の講演。 古来から日本ではシカ肉を食べてきた長い歴史があることや、 今後はエゾシカ肉を「発酵」させ食べやすくする研究・開発をすすめていくべき、との提言をいただきました。 休憩時間には北泉開発社(釧路市)のレトルト製品「阿寒もみじスープカレー」が振る舞われました。 薫り高いスパイスと柔らかいエゾシカ肉が好評でした。 その後は「エゾシカ喰い談義」として、エゾシカに関わる方々が、それぞれの立場から想いを語られました。 釧路短期大学准教授 岡本 匡代先生。 ご自身のエゾシカ肉研究について、お話をいただきました。 ふたたびシカ肉を家庭の食卓にのぼる食材にしたい、との熱い想いを語られました。 北泉開発(株)常務取締役 曽我部 元親氏。 同社の養鹿事業部立ち上げの経緯や、今後の展望などについてお話をいただきました。 国内アウトドア用品メーカーと提携し、アウトドア用としてのエゾシカ肉の流通を検討中とのことです。 英会話スクールROSE代表 エリック・ローズ氏。 ハンターとしての立場から、日本とアメリカとのハンティングの違いなどについてお話をいただきました。 アメリカンジョーク、冴えわたりました! FMくしろパーソナリティー 平迫 なおこ氏。 FMくしろで岡本先生と「エゾシカゼミナール」を放送中の平迫さん。 参加者以上に真剣に、皆さんのお話に聴き入っておりました。 またフォーラムに先立ち、レストランイオマンテ(釧路市)で行われた試食会では、 舟崎シェフ渾身のメニューが、参加者を唸らせていました。 エゾシカロースのロティ アイヌ文化に伝わる"シケレベ"ソース エゾシカバラ肉と釧路産フルーツピーマン、青唐辛子を利かせたブレゼ(蒸し煮) 小泉先生の評価、二重丸! 美味しい素材として、もっとPRして行かなければいけない、様々な場面での協力は惜しまない、との心強い言葉がありました。 北海道においてエゾシカ肉は、「ほんの70年程度、食べるのを忘れているだけのもの(岡本先生談)」だそうです。 低カロリーで高タンパクのヘルシーな食材として、注目のエゾシカ肉。 まずは毎月第4火曜のシカの日に、お試ししてみませんか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.12 14:18:00
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