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カテゴリ:根室(ねむろ)地域
根室振興局地域政策課の難読地名ハンターあすかです。週に1回程度の更新ペースで、北海道の難読地名をご紹介します。 北海道には数多くの不思議な地名があります。当てられた漢字の字面や、口当たりのよい読み方など、様々な魅力に溢れています。なぜそのような地名がつけられているのでしょうか。 第21回目の難読地名は 【於尋麻布】 です。 羅臼町にある漁港に使われている地名です。以前は地名として使われていましたが、現在は漁港に使われるのみです。この辺り一帯は、末尾2文字だけをとって、麻布町(アサブチョウ)と呼ばれています。 現在、麻布町にある、精進川のアイヌ語名が「otani-omap」(麓に樺の樹のあるところ)でした。このアイヌ語に、御尋麻布の漢字を当てたのがもとでしたが、文字が転化し、現在の於尋麻布という字が当てられるようになりました。
於尋麻布漁港では、サケ・マスの定置網漁や、スケソウタラ・カレイの刺網漁などを行う船舶が集まっています。
漁港の様子、 羅臼で獲れるサケを加工し、カツオ節ならぬサケ節を作る会社が麻布町にあります。サケ節は、うまみ成分が豊富で、甘みが強く、苦みやえぐみが少ない点が特徴的で、出汁に使えるだけでなく、和食や洋食に使える万能な食品として、今後の食べ方が模索されています。
この地名は難読地名としては有名のようです。水産庁ホームページ内、漁港漁場情報箱の中にあるおもしろデータ集でも、難読漁港名として、取り上げられています。 さて、今回の難読地名の読み方はオタズネマップでした。 *:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;:*:;: お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.06.14 19:29:02
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