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カテゴリ:根室(ねむろ)地域
根室振興局地域政策課の難読地名ハンターあすかです。週に1回程度の更新ペースで、北海道の難読地名をご紹介します。 北海道には数多くの不思議な地名があります。当てられた漢字の字面や、口当たりのよい読み方など、様々な魅力に溢れています。なぜそのような地名がつけられているのでしょうか。 第29回目の難読地名は
【昆布盛】 です。 根室市の太平洋側にある地名です。落石から、さらに市街地よりの場所にあり、岬が囲む湾の中に港町が形成されています。 アイヌ語で「kompu-moi」(昆布・湾)が、この地名の由来です。昆布は、日本語でもアイヌ語でも同じ発音で、同じ意味を示します。そのため、北海道内には昆布のつく地名が何か所かあります。釧路町には同じ読み方をする「昆布森」が、羅臼町には「昆布浜」があり、どちらの町も、昆布漁が盛んに行われています。
羅臼町 昆布浜 上の写真をトリミングせず表示すると、次のような状況になっています。 牧草地などの草原に隣接した林のある場所が、シカにとって最高の環境です。道東地域はその条件を満たすところが多くあるため、どこに行ってもエゾシカに遭遇します。昆布盛や落石では、民家のある場所にまでシカが顔を出します。一時は絶滅の危機にまで瀕したエゾシカも、珍しいものではなくなる程に数を増やしています。 実は、このエゾシカ、食肉としてもおいしくいただけます。高い栄養価が広告されていますが、もみじ鍋、ハンバーガー、カツなど調理方法の幅広さも魅力のひとつです。 北海道のホームページでは、エゾシカ料理に関するあれこれが紹介されています。
さて、今回の難読地名の読み方はコンブモリでした。
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最終更新日
2012.06.14 19:26:10
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