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2012.06.21
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 石狩振興局農務課です。
 生活協同組合コープさっぽろとの共催によりスタートした食育体験ツアー。第2弾は、6月16日に普段食べている鶏肉の生産現場を学ぶ畜産体験ツアー「誕生そして食べ物へ」を開催しました。その様子をお伝えします。
 この日は、札幌市、石狩市内の小学生25名がキッズレポーターとして参加し、日本ホワイトファームの食肉用鶏(ブロイラー)の関連施設で、普段食べている鶏肉の生産・流通等を学びました。
 札幌駅北口を出発し、孵卵場(千歳市)・養鶏農場(厚真町)で、ヒナの誕生から出荷までのお話をしていただきました。まず孵卵場では、網走管内にある専用工場から種卵(ヒナが生まれる卵のこと)が運ばれ、種卵は孵化室に搬入されます。21日間温められて体重35~55gのヒナが誕生します。誕生したヒナは、養鶏農場に運ばれ、快適な環境の中で、およそ56日間肥育され、体重が約3kgまでになると食用にするために出荷されます。この養鶏農場には、常時15万羽の鶏が飼育されています。鶏は出荷されるまでの期間の間に5.3kgのエサが与えられるそうです。

孵卵場.jpg養鶏農場.jpg


 防疫の関係で孵卵場や養鶏農場の中の様子を見ることができないため、この施設の中で行われている鶏の飼育の様子や食肉になるまでのプロセスをスライドやDVDを用いてお話をしていただきました。
 またグループ企業の東日本フードのお二人から、お肉の消費金額ランキング、鶏肉の部位や特徴をクイズ形式でお話をしていただいたほか、北海道のお米を与えた鶏肉の生産の取組をご紹介いただきました。

学習.jpg学習2.jpg



 昼食をはさんで午後からは、食品工場で養鶏場から運ばれた鶏の加工工程を学びました。加工室に入る前に、白衣、マスク、キャップ、長靴を着用し、手洗い、エアシャワールームを通過し加工室に入って行きます。

白衣.jpg手洗い.jpgエアーシャワー.jpg


食鳥.jpg工場では、搬入された鶏を、加工ラインに吊り下げる様子、内臓の処理工程、部分肉(手羽、もも、むねなど)の加工工程を見学しました。(実際の順路とは異なります)
生き物が食べ物に変わっていく工程を間近に見て、どのように感じたでしょうか。


 


ライン1.jpgライン2.jpgライン3.jpg



 加工室を見学後、鶏からできる部分肉をわかりやくすく説明いただくため、一羽の鶏を手捌きで実演していただきました。説明を交えながらも一羽の鶏から、手羽、むね、もも、ささみと7種類の部分肉になるまで、2分30秒でした。その流れる手捌きに子供たちも大興奮。

手捌き1.jpg手捌き2.jpg手捌き3.jpg
 

鶏魂碑.jpg
さて、工場見学を終えたところで、工場の敷地内にある「石」に興味津々の子供たち。これは「鶏魂碑」です。私たちの食と生活を支えてくれた鶏に感謝し、その気持ちを後生につなぐために作られたものです。子供たちにこの「鶏魂碑」にこめられた働く人の想いをお話をし、子供たちに今日、自分が感じたこと、思ったことを心の中でつぶやいてみようと提案したところ、みんなでそれぞれの想いが伝わるように「ありがとう」とお祈りをさせていただきました。



かべ新聞.jpg一日を通してはじめ知ったこと、体験したことを多くの人に伝えるため、日本ホワイトファーム・東日本フードの皆さんにご指導いいただき、食肉かべ新聞「誕生そして食べ物へ」を作製しました。この「かべ新聞」は、11月3日開催の「食べるたいせつフェスティバル」(つど~む)で展示されます。

 

 

 

 人間は自分で栄養を作ることができないため、他の生き物(家畜、食物)から得るしかありません。鶏の誕生から食べ物になるまでの全てのプロセスを学ぶことによって、食べる=命をいただくということをあらためて感じてくれたと思います。
 また、ご飯を食べるときに言う「いただきます」「ごちそうさま」の言葉は、食事を作ってくれた人への感謝の言葉はもちろんですが、食べ物になってくれた生き物への感謝の言葉でもあります。この言葉の意味をしっかりと子どもたちが感じてくれて、命が循環していることを実感してくれたと思います。






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最終更新日  2012.06.21 08:24:17


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