総合政策部地域づくり支援局です
朝晩、ぐっと寒くなってきました。大雪山系では初雪を観測し、森の秋も深まってきていますね。
今回は、日本で一番北のブナの森のお話
ブナは温帯の代表的樹種。北海道では渡島(おしま)半島だけに分布しています。黒松内(くろまつない)はその北限で、太平洋側の長万部(おしゃまんべ)と日本海側の寿都(すっつ)を結ぶ黒松内低地帯が境界線となっています。なぜ、ブナがこのあたりを北限としているかについては諸説ありますが、まだまだ謎のままです。
ブナの落葉は分解しにくく、層となって堆積するので高い保水力を持ち「ブナの森は緑のダム」ともいわれています。林の中を歩くと足裏が心地よく地面はフカフカ
黒松内町ブナセンターは、ブナに絞ったビジターセンターとしては日本唯一のもの。その他にも、ブナの森の自然の恵みを伝える自然学校の開設など、ブナ林の役割を考える取り組みが進められています。
ブナが色づき始めるのは例年10月20日過ぎから。
10月24日(水)・26日(金)・28日(日)には、「歌才(うたさい)自然の家」で1泊2日のブナ・ウォッチング が開催されます。歌才と添別(そいべつ)の2地域のブナ林をブナセンターのスタッフが案内してくれます。秋深まるブナ林を歩いてみませんか?
黒松内町ブナセンターホームページ
→ http://www.host.or.jp/user/bunacent/
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