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2014.02.06
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カテゴリ:その他の記事

 総合政策部地域づくり支援局地域政策課です。

 北海道では、被災地の復興・再生を応援する一環として、一人でも多くの道民に被災地を訪れていただこうと「東北を心に刻む応援プログラム」と題した旅行商品の企画・販売を行っています。
 先週に続き、「いわきスタディツアー」に参加した方の声をご紹介します。


 原発被災地で実感する放射能の怖さ

<1日目>
 福島空港からレンタカーを借りて、はじめに会津若松市を訪れました。
 会津若松は積雪が30センチくらいあり、当日は大雪となって札幌と変わりない気候となっていました。
 市内観光地を巡ると小学校などの敷地内に福島県大熊町や双葉町からの避難者が入居している応急仮設住宅の案内板が目につき、会津若松市内にも多くの避難者がいることが分かりました。
 その後、高速道路(磐越自動車道)を利用していわき市に向かいましたが、中通り、浜通りと進んでいくと途中から積雪がなくなり、雪の降る前の晩秋の北海道と似たような景色に変わってきました。
 同じ福島県でも会津地方と浜通りとでは、気候がこんなにも違うことに驚きました。ちなみに、いわき市内に住んでいる人は冬タイヤは必要ないそうです。
 福島県最大の港であるいわき市小名浜港を望む観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」に行きました。震災で1階の売り場が壊滅状態となったそうですが、今は復旧してリニューアルオープンしています。
 そこで、「3.11 いわきの東日本大震災展」が開催されていましたので、観覧してきました。震災当時の映像や避難所生活の状況、行政や自衛隊、ボランティアの活動の写真や、子どもたちの力強い復興への意思表示の寄せ書きなどが展示されていました。
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<2日目>
 地元いわき市でボランテイア活動をしているNPO法人「ふよう土2100」の里見さんに案内をしていただきながら被災地の現場を見てきました。市内には応急仮設住宅が点在していました。仮設住宅の間取りは4畳半の部屋が1つ又は2つしかないそうで、狭すぎて長期間住むには適していないようです。
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 いわき市の避難指示は1年半で解除となったそうですが、通りすがりにあった小学校はいまだに5分の1の生徒しか戻ってきていないそうです。
 いわき市の隣町の楢葉町は避難指示区域となっていましたが、放射能の除去作業(除染)が進み、今年の4月から住民の帰還が可能となるそうです。ただ、アンケート調査では、すぐに帰還したいと思っている人は住民の20%しかいないとのことです。

 楢葉町の役場庁舎前には、身体の内部被爆状況を検査するホールボディカウンターを搭載した移動検診車が駐車しており、住民の検査が行われていました。
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 楢葉町内では、大がかりな除染作業が進められており、放射能を含んだ土や枯葉を入れた黒い袋が多く集められていましたが、最終処分方法はまだ決まっていないそうで、ブルーのシートをかぶせたままとなっていました。
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 そこからさらに、富岡町へ進みました。富岡町内の避難指示解除準備区域の除染作業はこれからのようで、住民は帰還することもできず震災による壊れた住宅や商店などの多くはそのまま残された状態にあり、まさにゴーストタウンそのものでした。走行中は、作業用のトラックやパトカーとすれ違うことが多くありました。
010.jpg

 今は無人の東京電力の原子力PR施設が途中にあり、案内の里見さんは子どもの頃にここで原発の安全性についてみんなで説明を聞いたことがあり、こんな状況になるとは思ってもいなかったと話してくださいました。

 いわき市内に戻り、津波で多くの人家や商店街、水産加工場があった久ノ浜海岸に行きました。現在本格的な復旧工事が進められていました。
 久ノ浜海岸にあった商店街の方々が近くの小学校の敷地を借りて営業を始めた仮設店舗の浜風商店街を見てきました。札幌に親戚がいるという電気店を営んでいるおばあさんから暖かいコーヒーをごちそうになりながら震災当時のお話を聞くことができました。
 以上でスタディツアーは終わりました。親切丁寧な案内をしてくださった里見さんに心から感謝申しあげます。

 スタディツアー終了後、スパリゾートハワイアンズへ行きました。
 ここも、震災で営業ができなくなり、再開するまでの間フラガールの皆さんは全国を回って公演したそうです。平日にもかかわらず場内は観光客で賑わっており、昼間のポリネシアンレビューを見ましたがさすがに圧巻でした。
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<まとめ>
 地元の新聞には県内各地域の観測点での放射線の数値が毎日掲載されており、また、案内していただいた里見さんも放射線測定器を携帯していたのをみても、福島県民の放射能に対する意識は高く、原発事故の影響は住民生活に大きな影響をもたらしていることが分かります。
 その中で地震津波による被害と原発による避難を体験した方々が、復興に向けて大変な思いで努力されていることが分かり、たくましい精神力が感じられました。
 被災地の復興の状況は新聞やテレビで報道されておりますが、現地に行って初めて分かることも多くあり、被災された方々が安心して暮らせる生活を取り戻すためにはまだまだ時間が掛かることが実感されました。
 一日も早い完全復旧・復興をお祈りします。


「東北を心に刻む応援プログラム」
 自分のスケジュールに合わせて参加できる個人向けプログラムがあります。
 ■旅行期間■
 平成26年3月14日まで
 ■お問い合わせ■
 株式会社北海道宝島トラベル(コンソーシアム構成メンバー)
 〒060-0052 札幌市中央区南2条東2丁目8-1 大都ビル8階
 電話:011-252-2114 FAX:011-252-2117
 ※北海道委託事業/東日本大震災被災観光地支援事業
 ※ホームページで詳細情報を掲載しています。
  http://imakoso-tohoku.com/





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最終更新日  2014.02.06 17:23:20


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