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テーマ:まち楽ブログ(32222)
カテゴリ:IT・科学技術
北海道のために働く総合研究機関「道総研(どうそうけん)」です!
道総研で「森林」に関する研究に取り組んでいるのが「森林研究本部」です。 森林研究本部には、道内に2つの試験場、3つの支場があります。
今回は、そのうちの一つ 美唄市にある「林業試験場」におじゃましました!!
研究室の様子 今回は、林業試験場の「クローン増殖技術」についてお話をうかがいました。
増やしたい植物から「細胞」を取り出して培養(ばいよう)し、 まったく同じ植物(クローン)を大量につくりだす技術です。 絶滅危惧植物や文化財(樹木)などクローン技術を開発中!
クローン増殖技術を使えば、 優れた性質を持つ木や珍しい性質を持つ木(変わり種)を材料にして 短期間で大量に同じ性質を持つ苗木(クローン)を増やすことができます!
クローン増殖技術は、
など、さまざまな用途に活用されています!
クローン増殖で作った「ホロムイイチゴ(クラウドベリー)」の苗 ホロムイイチゴは、湿原の自然再生や果実を使ったスイーツの開発、 果実の保湿成分を利用した化粧品への応用が期待されています♪ 林業試験場の隣には、自由に見学できる「緑の情報館」が併設されています。 森林やみどりに関するさまざまな情報が展示・紹介されています! 北海道のいろんな木を見てさわって楽しむことができます! これは、まさか????????????? ススメバチの巣!本物です!! 中をのぞくと・・・・・・・??? 勇気のある方は現地で覗いてみてください。 これは、日本最大のキツツキ「クマゲラ」がつついた木です。 とんでもない大きさの穴があいています! クマゲラ カラス大ほども大きさがあります! クマゲラは、絶滅の危機に瀕しており、林業試験場では生息数の調査などを行っています。 これは、なんでしょう? まるでサンゴのようですが、非常に巨大です! 答え:トドマツの根 こんなに大きい根をどうやって掘り起こしたのでしょう...? 職員さんが苦労して掘り起こしたそうです。先までキレイに保存されています。 林業試験場の最新の研究成果も展示されています! 裏山には広大な実験林があります。 同じ木に見えますが、実は出身地がバラバラの木が植えられています! 秋になると紅葉がバラバラに始まりバラバラに終わっていくので、木の違いを実感できます。1本として自由に切ることができない貴重な林です! 林業試験場が開発した、二酸化炭素をよく吸収する樹木 クリーンラーチのまつぼっくりです。 1個で将来約1万6千円の価値を生むそうです! (「まつぼっくり」からとれる種子を育てて、苗木を販売したときの総額) 貴重で大事な「まつぼっくり」です!
もし森林がなかったら・・・
北海道は、大地の71%を森林に囲まれた「森林大国」です。 林業試験場では、これからも北海道の林業を支える研究を行っていきます!
▼林業試験場ホームページ http://www.fri.hro.or.jp/ ・緑の情報館 http://www.fri.hro.or.jp/johokan.htm 林業試験場を一般公開! 夏休みグリーンフェスティバル 2014 7月26日(土) 森やみどりを楽しむさまざまなイベントを実施予定! ぜひお越しください! ▼ホームページ http://www.fri.hro.or.jp/event/h26gf.html ▼お問い合わせ先 北海道立総合研究機構(道総研)広報チーム 011-747-2804 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.07.22 21:05:45
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