|
カテゴリ:留萌(るもい)地域
北海道の左上
留萌振興局 森林室です! 花盛りの春が過ぎ 緑陰涼しい夏も過ぎ 森はもう秋。 木々は色づき始めています。 9月20日 秋の森林教室を 留萌市立東光小学校3年生を対象に 秋風涼やかな留萌市るるもっぺ憩いの森で行いました 【大切なはじめの挨拶】
教室の最初は、木の年齢(樹齢)の調べ方です。 トドマツの幼樹 トドマツの様に、毎年、幹から輪状に横に枝を伸ばす樹種は、 枝と枝の間を数えると何歳なのかがわかります。 この木は10歳、みんなよりも年上でした。 じゃあ、大きい木はどうやって調べましょうか 生きている樹木の樹齢を調べるのは難しく、いろいろな方法がありますが、 成長錐(せいちょうすい)という器具を使うことがあります。 成長錐でくりぬいたコア 木の中心に向けて幹を細くくりぬき、コアを取り出して年輪を数える方法です。 実際にくりぬいたコアを見てもらいました。 伐採した木の樹齢は、年輪を数えればわかります。 四季のある日本の樹木は季節によって生長量が変わるので 年輪を生じながら成長していきます。 その数を数えることで樹齢を調べることができるのです。 ・・・というのは大人の常識ですが ”年輪”という言葉を初めて聞く児童がほとんどでした(゜Д゜) 【年輪を数える】 森林教室、やってよかったなぁ。。。 さあ、次は、のこぎりを使う体験授業です。 二人一組になって丸太を切ってみました。 二人で協力して のこぎりを使うのはみんな初めてだそうで、かなり悪戦苦闘していました。 力が入りすぎて、切り口が斜めになりがち。 そうなると切りにくくなってしまいます。 それでも、切り終えるととても嬉しそうで 自分たちで切った円盤を持ち帰っていました。 「すべすべしてる」「良いにおいがする」とニコニコ(^▽^) 切った円盤にも年輪がありましたね。 そして最後は、ネイチャーゲーム「目隠しトレイル」。 目隠しをして、森の中を歩いてみたことはありますか? 「目隠しトレイル」は、目隠しして林内に張ったロープをたどるゲームですが、 簡単そうに見えてドキドキのゲームです。 目隠しをすると、森の中で急にひとりぼっち。 誰かと繋ぐ手が心のよりどころになります。 手をロープに移して、いよいよ一人での冒険の始まり。 そろそろとロープを頼りに進みます 台風が通り過ぎた後だったので、林内には木の枝や葉がたくさん落ちていました。 足の感覚も敏感になるのでしょうか、 「枝があるー」「穴があるー」「怖いー」と大騒ぎ! 鳥の声、森のにおい、周りの雰囲気など、 全身であらゆることを感じていたようです。 ロープの終点で目隠しを外したらほっとしたんでしょうね、 「目隠ししてたら、もっと長いかと思った!」「こんなに短かったんだ」なんて、 おそるおそる歩いていたのが嘘のよう! 20m程のドキドキわくわく体験、「もっとやりたい!」の声がたくさんあがりました。 大人に見守られて、安心して森を感じることは 森と仲良くなる初めの一歩ですね 頭も身体も心も楽しかったね!また、森で! 木育推進チーム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.09.21 17:29:07
[留萌(るもい)地域] カテゴリの最新記事
|