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カテゴリ:国際交流
こんにちは
総合政策部政策局総合教育推進室です 若者の海外留学を官民挙げて支援する 「ほっかいどう未来チャレンジ基金」 によりカナダでの語学研修後、アラスカでインターンとフィールドワークを行い、需要側のニーズと供給側の意識のギャップに注視しながら、アドベンチャーツーリズムについて調査・研究を行う学生留学コース海辺菜々美さんから9月の活動の様子が届きました。 9月21日に女満別空港を出発し、同日の午後に無事カナダ・バンクーバーに到着しました。
この時期のバンクーバーはRaincouver(レインクーバ―)と呼ばれるほど、雨の降る日が多いですが、幸いにも晴れの日が多く良いスタートとなりました。 バンクーバーは、カナダのブリティッシュコロンビア州南西部に位置しており、人口約61万人、バンクーバー都市圏は211万人を越えます。バンクーバー都市圏の構成は、中国系、南アジア系、フィリピン系など多様で、電車に乗っても街を歩いても自分がマイノリティだと感じることが少ないです。日本よりもLGBTQの方々がありのままで過ごしているのも、多様性を受け入れている地域ならではだと思いました。 公共交通機関には、バス・SkyTrain(スカイトレイン)・SeaBus(シーバス)があり、平日の18:30以降と土日祝日は一律料金になるため気軽に使いやすいです。また、映画「デッドプール2」など海外ドラマや映画の撮影地・製作地でもあり、“ハリウッド・ノース”と呼ばれるほど有名です。ダウンタウン付近には数多くの公園と港があるため北海道出身の私にはとても心地よい環境です。 バンクーバーでは6週間「Tamwood Language Centres」に通い、実践活動を円滑に行うための語学力の向上に努めています。語学学校には、様々な国から来たクラスメイトがいますが、彼らに共通していることは、それぞれが自分の意見を持っておりそれをしっかりと示すという点です。そして大きな将来の夢や目標を抱いており、恥ずかしがることなく宣言します。私はある時から、将来の夢や目標を掲げながらも、自分の胸にしまっていました。叶うかは別として未来を見て歩むこと、努力することが大切だと改めて感じました。 毎朝著名人の教えを読み自分の意見や考えを述べる時間があり、クラスメイトのスピーキング力に圧倒され、スピーキング力の向上と積極的に発言する姿勢は私が見習うべき点だと思うと同時に、ボキャブラリーや読解など、学校の教育で培った力は自信を持てる点でした。残り5週間で、1つでも多くのことを吸収できるよう努力します。 自然アクティビティの方面では、「English Bay Beach(イングリッシュ・ベイ・ビーチ)」と、North Vancouverにある「Lynn Canyon Park(リン・キャニオン・パーク)」に行きました。「English Bay Beach」には学校から港に出て、そこから徒歩で1時間程度のところにあります。 Vancouver Harbourに沿って歩いていくと、公園があり、そこには野生のリスやグースがいました。道中は歩行者専用道路と自転車専用道路に分かれており、景色を見ながらそれぞれが安全に楽しめるようになっています。ダウンタウンにも、自転車専用道路や自転車専用信号機など整備されており、これも自転車利用者が多い一因だと思います。 「Lynn Canyon Park」にはホームステイ先から公共交通機関のバスやSkyTrainとSea busを乗り継いで約1時間かかり、そこから2時間程度自然アクティビティ研究のため、公園内を視察しました。 山の中には、簡易的な橋や吊り橋がありました。若いカップルから、家族連れ、お年寄りご夫婦など幅広い世代の方々が自分にあったコースを選んで楽しんでいました。子供の頃からアウトドアやアクティビティに触れ合っていることが生涯に渡ってアウトドアや自然アクティビティを生活の一部に取り入れている要因なのではないかと推測します。また、多くの方が飼い犬と一緒に訪れており、週末のリフレッシュに“自然”を上手く取り入れているように感じました。 9月は10日間と少なかったですが、雨が多いバンクーバーと上手く付き合いながら、自然に触れる1か月を過ごしたいと思います。これから3月までの6か月間よろしくお願いします。
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最終更新日
2019.10.15 18:29:35
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