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テーマ:まち楽ブログ(32261)
カテゴリ:石狩(いしかり)地域
皆さん こんにちは。 石狩振興局地域政策課のココです。 地域の歴史や地域の魅力を多くの方々に伝えたいとの思いから始めました企画ブログ「石狩管内を学ぼう」も今回で第3回目となりました。
それでは、さっそく道都「札幌市」について、クイズ形式でご紹介していきますね。
■クイズ1 「さっぽろ」という市名の由来は? ① 昔、小樽で商取引に使用する札を幌馬車でこの地域から運んでいたから ② 昔、アイヌの人たちがこの地域をそう呼んでいたから ③ 昔、けもの道が多かった頃に散策に適した散歩道がこの地域に出来て、散歩道、さんぽみち、さんぽどう、さっぽろと言葉が変化して呼ぶようになったから
□クイズ1の正解は、「②昔、アイヌの人たちがこの地域をそう呼んでいたから」でした。
・サリ=あし(水辺に生える、背の高い草) ・サッ=乾いた ・ポロ=大きな、広大な ・ペッ=川 とのことです。
■クイズ2 札幌の中心地の道路は碁盤の目のように整備されていますが、これは明治時代に、官庁街、商業地、官営工場・倉庫というように、土地の利用目的によってエリアを分ける都市計画に基づいて整備された名残です。では、この都市計画を作った人は誰でしょう? ①クラーク博士 ②松浦 武四郎 ③島 義勇(よしたけ)
□クイズ2の正解は、「③島 義勇」でした。
それでは、次のクイズです。
■クイズ3 札幌市内には島 義勇の銅像が設置されている場所があるのですが、それはどこでしょう? ① 札幌市役所本庁舎の1階ロビー ② 道庁赤れんが庁舎の1階ロビー ③ 北海道神宮の境内の手水舎(ちょうずや)の後ろ
□クイズ3の正解は「①札幌市役所本庁舎の1階ロビー」と「③北海道神宮の境内の手水舎の後ろ」で、まさかの正解2つでした。
札幌の都市計画を考えるに当たり、小高い山の上から大地を眺めているようなお姿の島義勇の銅像が、同一のものではありませんが、どちらにも設置されていますので、札幌市役所や北海道神宮に足をお運びの際には是非この銅像をチェックしてみてください。
それでは、次は人口のクイズです。
北海道の人口は約526万人、県庁所在地である札幌市の人口は約195万人(令和2年1月1日現在の「住民基本台帳」による人口)であり、全道の人口の約4割弱が札幌市に一極集中しています。 では、札幌市の人口は全国で何番目に多いでしょう? ① 5番目 ② 7番目 ③ 9番目
□クイズ4の正解は「① 5番目」でした。 東京都特別区部、横浜市、大阪市、名古屋市に次いで全国5番目にランキングされる札幌市の人口、全国的にみても意外に多いのですね。改めて大都市であることがわかりました。
それでは、最後のクイズです。
全国5番目に人口が多い都市に発展した札幌市ですが、まちの成長を飛躍的に大きくした出来事はアジアで初となる冬季オリンピック(札幌オリンピック、昭和47年(1972年))の開催でした。オリンピックの開催決定によって競技場のみならず、都市機能を高めるための様々な施設等が建設・整備されることとなり、そうした施設等は今も多くの市民に使われています。では、次のうち、オリンピックの開催とは関係なく整備されたものはどれでしょう? ① 札幌市営地下鉄 ② さっぽろテレビ塔 ③ 真駒内団地
□クイズ5の正解は「②さっぽろテレビ塔」でした。 さっぽろテレビ塔は、札幌でのテレビ放送開始のために昭和31年(1956年)に建てられました。昭和47年(1972年)の札幌オリンピックの開催よりもずっと前に整備されていたのですね。
そして、①札幌市営地下鉄はオリンピック会場への輸送機関として、昭和46年(1971年)に南北線が真駒内駅から北24条駅まで整備されました。南北線はその後、昭和53年(1978年)に北24条駅から麻生駅まで延伸されて利便性がグンと上がりました。
また、③真駒内団地については、その一部が世界各国から参加のオリンピック選手の皆さんが寝泊まりする選手村として整備されたもので、オリンピック終了後には公団住宅として供用され、改修が加えられながら今も人々が暮らす団地です。 それでは、今回はこのへんで。
≪出典・参考文献≫ ・「ミニまち」(平成30年5月、九版発行) ・「札幌オリンピックミュージアム公式サイト」 ・「島義勇」フリー百科事典ウィキペディア日本語版 ・「さっぽろテレビ塔公式サイト」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.24 09:57:14
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