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カテゴリ:チュクルジュマ界隈のこと、または猫ばなし
【4月26日・土曜日】 ジャック「灰色チビちゃん、ママはいないの?」 灰チビ 「うん、いないの」 ジャック「よしよし、僕が一緒に寝てあげるよ」 灰チビ 「ママがいない、え~んえん」 ジャック「ああ、泣かないで。ほら、舐めてあげるから」 ジャック「眠くなっちゃった、ムニャムニャ」 灰チビ 「ジャックお兄ちゃん、寝ちゃ駄目」 ジャック「ンガ~」 (ジャックの左腕に注目) 灰チビ 「あ~ん、重たいよ~、腕が!」 灰チビ 「んも~っ、いやっ、重いんだもん」 ジャック「あ、あ、ごめん、ごめん」 灰チビ 「お腹がしゅいたよ~、おっぱいどこ?」 ジャック「げっ、くすぐってえ~」 灰チビ 「お兄ちゃん、おっぱいないの? 変なの~」 三毛チビ「あれ~? 後ろのこの丸いのは何かな~?」 ジャック「げげっ、まずいな~。こら、大事なところに触るな、三毛チビちゃん」 ジャック、たまりかねて桶から出て行く。 灰チビ、ジャックが大好きになり、一緒に出て行く。 そこへアントンがやってくる。 アントン「しめしめ、ジャックがいなくなったぞ。実を言うと俺様もここで寝たかったのだ」 黒チビ 「ぐすん、ママがいない~、めそめそ」 三毛チビ「シクシク、ママ~、お腹がしゅいたよ~」 アントン「なんだか、ちっこいのが泣いてるけど知っちゃあいないよ。狸寝入りだ」 真夜中、コマちゃんがいずこからともなく帰ってきて、窓の外からガラスを引っ掻く。 子猫達 「わ~い、ママだ~!」 コマちゃん「ごめんね~、チビちゃん達。ママは、アトム兄ちゃんとお話してたの。お前達のオジサンなのよ。あら、もしかしたらお父さんかもしれないわねえ」 うふふ、似たもの同士がいっぱい。 1. ヨスンとコマちゃん 夜遊び猫 2. アトムとジャック 子守猫 3. ジャックと灰チビ そっくり猫 そろそろ、子猫達の名前を考えなくてはいけなくなりました。 ヤプラック・ドキュムュのあらすじ第51話まではこちらから 第52話、53話、54話 第55話、56話 第57話、58話 第59話、60話 第61話、62話、63話 第64話、65話 第66話、67話 第68話、69話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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