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2022.09.19
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カテゴリ:ポケモン関連
「ポケットモンスターというゲームは相手のHPゲージを全て0にするゲームであって◯◯するゲームではない」

というネタ構文()が存在しますが、
これは割とゲームの本質を突いている重要な根本でもあると思ったりしてます。

というのは、特に積み技や混乱技を使う際に言えることなのですが
敵に直接ダメージを与えない変化技は、交代などで結果的に1ターン無駄になってしまうことがあります。
それよりは、シンプルに攻撃技で殴ってダメージを蓄積させた方がお得だよねという話です。

例えばよくある例として、ブラッキーvsカビゴンの対面です。
カビゴンが腹太鼓を持っていたらそもそも起点にされるのでそれは置いといて、
カビゴン側は鈍いか、眠る+自爆のような型だとします。

ブラッキーはどくどくと甘えるを持っていたら、どちらを先に打つべきかという問題です。
もちろん他の状況によるので一概に正解というのはありませんが、
ひとまずこれが試合序盤で、サイクルがこれから始まることを考えると、まずはどくどくが基本でしょう。

もしサンダー等の特殊ポケモンにチェンジされた場合、甘えるは無意味になってしまうから、
という理由もありますが、
カビゴンが居座った場合でも、甘えるよりもどくどくを先に打った方が有効である場合が多いです。

というのは、甘えるを打てば、のしかかりなり捨て身なりのダメージを軽減出来ますが、
次のターンにカビゴンが引っ込んだら?
ブラッキーはカビゴンの前で、ただダメージを食らっただけになってしまいます。
これを単純に繰り返すと、カビゴンはノーダメージで、ブラッキーだけがどんどんダメージを食らってしまいますね。

一方でどくどくを打てば、1発目の攻撃は素のダメージを食らってしまいますが、
以降サイクルを続ければ、カビゴンは場に出るたびに毒ダメージを受けることになります。
サイクルを回すだけで、こちらは何もしなくても相手にダメージが蓄積されてゆくのです。
そういう状態に持ち込んでから、甘えるを打つようにするのが有効でしょう。

逆にカビゴン側も同様で、ブラッキーの前で鈍いを打つのはあまり有効でない場合が多いです。
結局いずれ引っ込めざるを得なくなり、その積んだ鈍いは無駄になります。
それよりは、のしかかりや捨て身を単発で打ち逃げし、
たとえ甘えられてダメージが弱くなろうとも、少しずつ蓄積させていけば、
ブラッキーを追い込むことが出来るでしょう。

また、鳴海型ムウマvsカビゴンでも同じですね。
あまりにムウマ側がピンチの場合は、初手から怪しい光に賭けるのが正解の場合もありますが、
通常のサイクルの序盤では、まずどくどくを打ってからが話の始まりです。
眠るを持っているカビゴンには毒も治されますが、
特に眠るを持っていないポケモン相手には、何が何でもまずは毒を入れに行くのが有効であることが多いです。
それさえすれば、あとはサイクルを回すだけなので。

以前​こちらの記事​にも書きましたが、
パルシェンがまずは真っ先に撒き菱を撒くべき、というのもやはり同じ理由です。
相手が8回交代するだけで1匹が瀕死になるほどのトータルダメージを与えられるんですよ。

55鈍いカビゴンなんかを使う時もそうで、
序盤のサイクルの段階では鈍いを使うのは塩になりやすいです。
単純に有利なポケモンにチェンジされてしまったら、引っ込まざるを得なくなるので、
それだったら交代際に1発でも捨て身を与えた方が得ですよね。
もちろん、その交代際に積んだ鈍いによって優劣が逆転するとかだったら話は別ですが。

こう言った変化技は、役割が定まって来たり、枚数が減った試合終盤で活きることが多いです。
特に最初に挙げたブラッキーvsカビゴンなんかだと、
これがもし相手が残りカビゴン1匹なら、まずは安全のために甘えるを打つのが正解となるでしょう。
この甘えるはもう、二度と交代で解除されないので、序盤のサイクル戦とはわけが違います。
例えばブラッキーvsミルタンクの完全タイマンなんかだったら、
どくどくを与えることでブラッキー側が有利になりますが、
まず最初は甘えるから入った方が良いでしょう。

試合の序盤サイクルではとにかくシンプルに攻撃技や毒、撒き菱などでダメージをちゃんと与える。
鈍いや甘える、嫌な音といった技はちゃんとしっかり決められる時に使う。
ということですね。





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最終更新日  2022.09.19 12:26:26
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