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2022.10.21
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カテゴリ:ポケモン関連
ちょっとこの前Discord通話で話していまして。
金銀ガルーラが、結構面白い歴史を辿っているなということに気付いたので、まとめてみようと思い立ちました。
通話聞いていた人は、ほぼ同じ内容になりますが悪しからず。

<〜2003ぐらい>
知らん。種族値が安定しており弱点が少なく覚える技も多いのでそこそこ使われた?

<2004ぐらい〜2010>
かの有名な鈍い吠えガルーラが爆誕。わんおーさんや、もうけんちさんという方たちが使っていたらしい。
まだワイがリアタイでは知らない頃の話。
当時のガルーラは「恩返し/鈍い/吠える/眠る@食べ残し」がテンプレ。
どんなポケモンにもほとんど回復技を持たせていた時代なので、ガルーラもサブ技より眠る優先。
鈍いカビゴンには、鈍いエアームドや鈍いサイドンでガン受けしに行くという対策が主流だったが、
ガルーラの場合、鈍いを合わせに行くと吠えるで一蹴されてしまう。
また、鈍いを合わせに行かず、エアームドの吹き飛ばしなどで鈍いを対策することも多かったが、
エアームドで吹き飛ばそうにも、ガルーラが鈍いを積むことで後手になってしまい、
お互い吠え/飛ばし合うと後攻が成功するので、エアームドが吹き飛ばせずに逆にガルーラに吠えられてしまう。
どくどくなどを入れても、眠るを持っているので倒せない。
当時はとにかく低速な環境だったので、食べ残しを持ったガルーラは素眠りでぐうぐうしていても間に合うぐらいだった。
当時のガルーラは明確に「エアームドに強いポケモン」だった。
エアームドが今に比べたらずっと環境に多く、重要な位置を占めるポケモンであり、
特にこれに止められる物理ポケモンというのは多かったので、
「エアームドに強い物理ポケモン」というのも貴重なセールスポイントだった。
他の鋼や岩に対しても、鈍いを積んで、相手の鈍いは吠えるで解除することで、恩返しで圧殺できる。
ゴーストには無抵抗だが、そこは追い打ちを持ったヘルガーやブラッキーで狩ったり、
またゴーストポケモンは眠るを持っていないことも多かったので、
まきびしを撒いて、ひたすら吠えることでまきびしだけで倒すということもたまにあった。
当時がいかに低速環境であったかというのが分かるエピソードである。
ノーマルなので耐性が無く、肝心な受け役割が無いが、
そこはサポメンで壁などを貼ることでサポートしていた模様。
また、あくまでタイマン性能は大したことなく、肝心のカビゴンにすら勝てないが、
当時は爆破速攻するような環境でもなかったため、複数対決の中で吠えるを生かして決定力を出して行けた。
このへん「リアタイで知らない」と言いながら、知ったように書いているが、
実際僕がデビューした2006年以降でも、同様の使われ方・同様の活躍をしていたので、そこは間違いない。
これは知らんけど、カビガラポリに対して明らかに強いというのもデカそう。知らんけど。
鈍いを合わせる・吹き飛ばす、と言った受け身の対策がとにかく通用しなかったので、
前のめりに攻めることで対策せざるを得ない、当時としてはかなり厄介な存在だった。
いざ実際使うと、受け役割の無さから場に出すのが難しかったり、
素眠りに入ってから急所事故で死んだり、嫌な音バンギに完封されたり、色々あるので難しかったりするのだが、
仮想的としてガルーラを苦手としている人は結構多かったんじゃないかと思う。
特に2005年以降は55カビパの天下で、相性的に得意な55カビが多かったのも追い風。

<2011〜2013>
対戦が高速化し、流石に素眠りでは対応できなくなってきて、あまりガルーラを見かけなくなった。
言うて、メロメロとか爆パンとか色々キモいことは出来るので、変な型をたまに見る程度だったかな。
2010年頃はどくどく甘えるブラッキーが流行っていたので、身代わりでそれを完封するガルーラも時々見られた。
2012年頃には、カモにしやすかった55カビパがめっきり居なくなり、
代わりに苦手なサンダー等の高火力特殊が幅を利かせたりしたのもかなり大きくて、
ガルーラ氷河期と言えるかも知れない。

<2013〜2015>
これは見落とされがちなのだけど、個人的に当時肌で感じていたこと。(今回割とこれを書きたかったのがメイン)
この頃は爆破速攻全盛期だけど、ガルーラは地味に50の爆弾に強かった。
上から鈍いを積めば、パルシェンやナッシーはもちろん、50カビゴンの自爆も耐える。
もちろん、爆破しなければ上から圧殺される恐れがあるため、圧力をかけることが出来る。
特に50カビゴンには、鈍いを1回積んでも先制で、かつ恩返しで高確率2発で倒せるため、対面から大きな圧力になる。
ガルーラ自身はタイマン性能はそんなに高くないが、爆破の肉壁となり、枚数差を付けることが出来たのだ。
実際僕はこれにひどく苦しめられたことが何度かあった。
当時の思い出として、僕はソーナンスやアンノーンを活躍させたログを取ろうと必死になっていた。
その際に、サイクルは出来るわけがないので、爆破+爆破から、ラス1タイマンを狙っていたのだが、
その際にこのガルーラに阻まれ、1-1交換が出来ずに2vs3になってしまい、崩壊したことが何度かあった。
で、このような動きをする際に、別に吠えるは要らないので、
この頃「恩返し/地震/鈍い/眠る@薄荷のような、カビゴンのような型の至って普通のガルーラが今は強いのでは?」と思っていた。
実際そういうタイプのガルーラを使う人も居た。
で、この話を先日Discordで話している途中で気付いてしまったのだが、
この動きどこかで見たことあると思ったら、ミルタンクだわ。
このあと2015年から、今に繋がる55ミルタンクが注目され、一躍脚光を浴びることとなるのだが、
実はその兆候はこの頃から既にあって、ミルタンクが注目される前はガルーラでやる人が居たんだ。
つまりガルーラがミルタンクに進化した。これに気付いて一人で興奮していた金銀オタクであった。
この頃死んでいたように見えたガルーラも、密かにこんな役割を果たしていたのかと。

<2016〜現在>
この先はキチカビシリーズを筆頭に、再び55カビパも無事息を吹き返して、再度ガルーラの居場所が増え始めた。
ここで10年前と比べて大きく変化したのが、眠るが取れて地震を持たせる型がメジャー化したこと。
55カビパが復活したとは言え、そのほとんどが寝言持ちなので、
やはりガルーラは素眠りで戦うには無理があって、
その上バンギラス、ハガネール、ムウマなどが増えたため、地震の恩恵がクソデカになった結果、この型に。
この頃はもう、鈍いに対してわざわざエアームドで鈍いや吹き飛ばしで受け身な対策するだけでなく、
宿木や滅び、爆破で誤魔化すなど攻撃的な対策の研究が進んだため、
「後攻になることで敵の吹き飛ばしを無効化する」という仕様はあまり役に立たなくなったが、
その代わりカビゴンだけでなくミルタンクに対しても、
お互い鈍いを積み合うと一方的に吠えるで退場させられるので、
このあたりの物理ポケモンを対面から起点にしやすいという面がむしろセールスポイントという感じ。
眠るが抜けたことでどくどくを打って来るエアームドには滅法弱くなったが、
この頃にはエアームドはもう10年前ほど多くはなく、
それよりもバンギラスやハガネールを地震で倒せたほうがよほど役に立つという環境になっていた。
そのまま2022年現在に至るが、少しだけエアームドが増えた気もするので、そこをどうするかは課題となりそうである。

余談だけど一撃ありルールのガルーラも、使ってる人いるけど結構面白そう。
ケンタロスと違って地割れしか無いのが弱いけど、
対ケンタロスでメロメロが使えるのが面白いなと。



↑Discordでこの話してた時に勝手にしのぶさんに作られたフェイク広告。才能の無駄遣い。絶対許さん





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最終更新日  2022.10.21 05:00:45
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