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2023.07.07
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カテゴリ:ポケモン関連
エースの苦手な相手への補完として、ダブルエース(WA)を組むことはよくあると思います。
サンダーエースだったら、苦手なカビゴンやバンギラスに強いカイリキー、
もしくはライコウやフーディンに強いバンギラス、とかが従来よく使われていますね。

ここで気を付けたいのが、「どういう意味で苦手としているか」です。

「対面からでは負けてしまうけど、サイクルの中で突破することは可能」という相手なら良いでしょう。
サンダーにとってのバンギラス(対面からでは岩雪崩で撃ち負けるけど、後出しには10万や雷で倒せる)、
バンギラスにとってのヘラクロス(対面からではメガホーンで撃ち負けるけど後出しには大文字で倒せる)、
など。

問題なのは、「完全に止められてしまう相手」です。

撒き菱が無い状態のサンダーにとってのハピナス(タマゴ産みでガン受け、威張るを絡めても難しい)、
嫌な音が無いバンギラスにとってのスイクン(爆裂パンチや冷凍ビーム事故も期待できるが、基本的には難しい)、
など。

こういう「Lv.50の受けポケモンに止められてしまう」場合に、WAで対策するのは、「ちょっと待て」です。

例えば、じゃあサンダーエースでハピナスを倒せないので、ハピナスに強いカイリキーをWAを組むとします。
その場合、「じゃあ今度はカイリキーをガン止めして来るポケモンとハピナスを併用されたらどうするの??」
これを必ず考えなければなりません。
この例だと、ハピナス+フシギバナのような組み合わせですね。実際によくある組み合わせでしょう。
これらを同時に選出された場合、サンダーでもカイリキーでも、どちらを選出してもエースからは突破が出来ないのです。

そもそも、相手のパーティにハピナスが居たら、じゃあその時点で毎回こちらはカイリキーを強要されないといけないのか?
という問題もあります。
エースでも何でもないハピナスというただのサポートポケモン、果たしてどんなパーティにポンと入っているか知れたもんじゃありません。
対策する対象がエースならまだしも、どこに居るか分からない、こんな一般のサポートポケモン1匹に対して、
WAなんていうリソースを割くのが果たして利口なのか、という話です。
(これに関しては、10年前も下記の記事で同じようなことに触れています。
WAを組む際の注意点 -あやみがなどほろべばいい​)

この問題に対する解決策は主に3つ。

1つめは
「その受けポケモンを起点にしつつ、基本的に止められないようなポケモンをWAにする」
です。
今回のサンダー+カイリキーWAの例で言うと、
カイリキーがフシギバナに止められてしまうのが問題なので、
カイリキーに、何かしらフシギバナを突破出来る手段を搭載するという手です。
例えば目覚めるパワー飛行を持たせる、眠る+寝言+鈍い型で使う、など。
当然、そしたら今度はフシギバナでなく別のポケモン、例えばスターミーとかにガン受けされてしまう恐れも出て来ます。
この辺は、技構成が割れていないことを利用し、相手に受けを確定させなくするという手もあるでしょう。

爆裂パンチ等のように、事故を狙える技を搭載するのも有効な手段です。
爆裂パンチを持ったフルアタバンギラスや、破壊の遺伝子ケンタロスなど、
上振れで事故を起こせるWAが一般に有力とされるのは、こういった理由があります。

2つめは
「WAに頼らず、サポメンからも決定力を用意する」
です。
決定力というのは、何もエースから出すと決まっているわけではありません。
Lv.50でもガラガラやカイリキー等が決定力を発揮して、相手を崩している試合は多々あることでしょう。
WAのどちらからでも決定力が出せない場合は、Lv.50のサポメンに頼ってしまえば良いのです。
この際に、単体で考えるのでなく、エースとのコンビで考えるのも大いに有効です。
典型的なのが昆布で、55サンダー1枚では相手の55カビゴンに止められてしまいますが、
ここに撒き菱を使える50パルシェンを添えることで、このサンダーはカビゴンを突破可能になります。
パルシェンが直接的にカビゴンを突破出来なくても、このような対策手段があります。

他には分かりやすいのがバトンタッチや、鈍足エースに対する電磁波サポートなどですね。
このようなサポートによって、元々決定力が出し切れなかったエースで全抜き出来るようにする、という手段も有効でしょう。

また、時には逆にエースでサポメンのお膳立てをしてやるのも有効だったりします。
有名な例としては、リフレクターライコウや、電磁波デンリュウなど。
リフレクターライコウは、それによって自身が様々な物理ポケモンにタイマンで有利になる効果もありますが、
一方で、リフレクターを盾にして、サポメンに暴れてもらう、という使い方も非常に有効です。
レベルというのは単なる数字でしかなく、この場合ライコウをサポートのように考えれば良いというわけですね。
電磁波デンリュウは、これも自身が鈍足なのでそれを補う目的もありますが、
Lv.50のカビゴンやガラガラと併用してこそ真価を発揮するポケモンでもあります。
これも、カビゴンやガラガラエースのパーティに、Lv.50で麻痺を撒くサポメンを置いているのと同じことで、
単にレベルが逆の関係になっているだけですね。
どうしてもエースから決定力を出すのが難しい場合は、このようにLv.50のポケモンに裏決定力を仕込んで、
エースの技スペースを使ってそこをサポートする、という手段があるということです。

3つめは
「3匹という選出制限を利用する」
です。
相手がWAに対する受けを1匹ずつ選出したとしても、実際こちらが選出するエースは片方のみ。
この時点で、相手は残り1枚しか選出出来ないのに対し、こちらは2枚選出枠が残っています。
ここで、相手の受けを崩すことが出来ます。
たとえ個々は相手にガン受けされてしまうとしても、こちらがどういう3枚を選出するかが相手に読まれない以上、
マンツーマンでの対策は不可能であり、そこを突くというわけです。
爆破速攻からのエース択ゲーなんかは、この典型例ですね。

さっきの例のサンダー+カイリキーWAで考えると、相手にハピナス+フシギバナを選出されるとどちらも止められてしまいます。
じゃあ、こちらはハピナス+フシギバナの両方を倒せる50ヘラクロスを2枚目に考えます。
そしたら今度は、ヘラクロスはエアームドに止められてしまいます。
しかしこの時点で、相手の選出はもう「ハピナス+フシギバナ+エアームド」にするしか無くなります。
それに対し、こちらはあと1匹選出枠が余っています。
ここで、更にこの3枚を崩せるようなポケモン、例えば大文字カビゴンなどが居れば、そこから突破可能ですね。
たとえ相手のパーティに、大文字カビゴンをガン受け出来るバンギラスが居ようとも、相手はそれを選出できる余裕が無いのです。
結局相手は、この事態を回避するためには、
こちらがサンダーを選出するかカイリキーを選出するか、エースを読まなければなりません。
そこを外させることが出来れば、こちらのエースから突破が望めるということですね。


このようなハピナス、フシギバナ、エアームド、
他にもスイクン、スターミー、ムウマ・・・あたりのポケモンは、Lv.50で頻繁に使われる受けポケモンです。
エースがこのようなポケモンに止められてしまう場合、ただWAで対策すれば良いわけでなく、
以上のようにパーティ全体で考える必要があります。
正直結構、頭を使うと思います。ある意味ここが、(金銀において?)パーティを組む際の醍醐味とも言えるかも知れません。
そもそも最初っからこの問題にぶち当たらないために、
ガラガラやバクフーン等のような、ほとんどのポケモンでガン受けが不可能なポケモンを、
第一のエースとしてパーティを組み始めるというのも大いにアリでしょう。


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最終更新日  2023.07.07 17:58:51
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