カテゴリ:小説
死んじゃってもいいかなあ、もう…。 38歳・秋。その夜、僕は、5年前に交通事故死した父子の 乗る不思議なワゴンに拾われた。 そして―自分と同い歳の父親に出逢った。 時空を超えてワゴンがめぐる、人生の岐路になった場所への旅。 やり直しは、叶えられるのか―? 「本の雑誌」年間ベスト1に輝いた傑作。 ◆◇◆◇◆◇◆ 88oliveさん、TOMOともさんおススメの作品です。 お勧めの理由も、年間ベスト1に輝いた理由も、 よくわかります。 涙無くしては読めないほどの感動作です いつものように通勤電車に揺られながら、 一気に読んでしまったなぁという読後感。 最後の方は、涙をこらえるのに必死でした 父と息子の関係性―。 幼いころは、肩車をするほど仲が良いのに、 いつの間にかお互いを理解できず不仲になっていく。 お互いが何か誤解したまま別れて行くことも多いのだろうと、 気付かせてくれる物語でした。 死別のお話に弱い私 特に小さな子が死ななくてはならない事に、 物語とは言え、何とかならないのかなぁなんて、 思ってしまうあたり、 自分の子に重ねてみてしまうあたり、 私も一応、親なのだと。 初めての重松作品でしたが、 とても感動したので、 他の作品もたくさん読んでみたくなりました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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