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カテゴリ:TRIP & TRAVEL
数日前、夕方近くにかかってきた電話 「今、美幌の近くなんだわ! 象さんが描いてある、見たことない黄色い車両が線路に停まってるんだけどさ、 知ってるかい?」 保線車両だと直感して、即答しました。 「撮って! すぐに撮って!」 で、メールで送ってもらいました(笑) 願わくばこの目で一度見たいと思いながら適わずにいる、通称マルタイ、※マルチプル・タイタンパというものではないだろうかと思うのですが・・・自信はありません。 ※マルチプル・タイタンパ 列車荷重により発生した軌道の凹凸(軌道狂い)を レールを持ち上げて、バラストをつき固めることによって 高精度で補修する機械。 ・・・って書いたら、バラストって?という話になるのでややこしいです 線路で「バラスト」と言ったら、道床部分(つまり線路を敷いてある部分)の、枕木を支えている基礎部分の砂利などのことです。 北海道は、地面が凍るし、今のところ新幹線のような高速列車は走っていないので、ローカル線の殆どはまだまだこのバラスト軌道です。 (すみません、15年以上前の知識ですので、今は違っているかもしれませんね。) バラスト軌道は、水はけが良くて力も分散するし、他にも利点はいっぱいあるのですが、その利点と背中合わせの欠点もあります。 特に、降雪・氷結を考えると、保線の大変さは想像に難くありません。 地面が凍るって、本州の方にはちょっとピンと来ないかもしれませんが、車の走る道路の舗装も、舗装路の下の地面が凍って、表面の舗装を下から持ち上げてひび割れを作ってしまうということなのです。 常にそのような試練に晒されている北海道JRの保線区は、他のJR各社の方からはお叱りを受けることを承知で言ってしまいますが、JR各社の他の保線区に比べて、仕事の質そのものが違うと感じます。 特に札幌近郊の線路の整備具合は多分日本一ではないかと、贔屓目でしょうが密かに私は思っています。 足回りが写っていたところで、マルタイかどうかの判別はつかないかもしれませんが、それにしても、草丈がありすぎて、ちょっと残念。 北見と美幌の間の美幌寄りの場所だとのことです。 多分、多分、ばかりで申し訳ありませんが、北海道はいよいよの冬に備えて、軌道の補修に余念がない時期と思われるので、昼間はこのような待避線で待機して、深夜にでも保線作業に励んでいるのだと思います。 その数日前に、札幌市電の「ささら」が出動準備を整えて出番待ちに入ったというニュースもありました。 もうあと数日で11月。 北海道は間もなく雪で覆われますが、今はまだ秋。 観光的には一番呼び物が少ない時なので、これから冬休みにはいるまでが、航空料金の一番安い時期でもあります。 昨日の札幌ドームの熱気を見て、 日本ハム 新庄選手の 「俺、北海道に来て、 ホンット、良かった!」 という言葉を聞いて・・・・・・・・・・・・ 帰りてぇ~!!! (失礼!) と、心からそう思って、気持ちがざわざわとしてしまった1日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/10/28 03:08:21 AM
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