個人的な印象としては、ひっそりと・・・というかんじなのですが、
バンコクやアユタヤといった水害を理由とした危険情報の引き下げが
2011.12.26 行われています。
これにより、
バンコクは過去も継続していた「十分注意してください。」に全エリアが戻りました。
水害被害が目立った北や北東エリアへの「渡航の是非を検討してください。」が解除されました。
またアユタヤ県、ノンタブリー県、ナコンパトム県、サムットサコン県に関しては、水害からの復興が顕著であるということから「渡航の是非を検討してください。」が解除されました。かつ、「十分注意してください。」にもだされていません。
水害が沈静化を見せてから懸念されていた疾病に関する不安も早々に安全視する見方がありましたが、この展の不安がひとまず消えたこと(ビックバンにならなかった)、今後工業団地の再建に多くの邦人関係者が出入りするであろうことを見越しての判断でしょうか。
(アユタヤ、ヴィハーン・プラ・モンコン・ボピット前)
(アユタヤ、遺跡公園内の電柱)
観光的にはすでにアユタヤ遺跡周辺は幾度もクリーンアップがされ、きれいです。
ただし長く水に浸っていたため、草木の痛みがあります。景観的には今後の作業次第でしょうか。ところどころにある電柱などのシミが水かさが1メートルを超えるものだったことを残しています。
(ナコーンサワンからロッブリーに向かう途中の水田)
またアユタヤよりも北のエリアは水田には広範囲に至って湖と化している状態ですが、住居エリアに関しては水が引いてから1カ月ほどで随分と修復されています。壁に残るシミの址をペンキで消してゆく光景や使えなくなった家具類が外に出されたりしていますが、外の者が立ち寄るに至っては、目立った問題はないように感じました。
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タイに対する渡航情報(危険情報)の発出
2011年12月26日
●ナラティワート県、ヤラー県、パッタニー県及びソンクラー県の一部(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡)
:「渡航の延期をお勧めします。」(継続)
●ソンクラー県(ジャナ郡、テーパー郡及びサバヨーイ郡を除く)
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●シーサケート県のプレアビヒア寺院周辺地域(同県のカンボジアとの国境地域東部)
:「渡航の是非を検討してください。」(継続)
●首都バンコク
:「十分注意してください。」(一部地域の引き下げ)
●スリン県の一部(パノム・ドン・ラック郡及びガープ・チューン郡のカンボジアとの国境地域)
:「十分注意してください。」(継続)
●アユタヤ県、パトゥムタニ県、ノンタブリー県、ナコンパトム県及びサムットサコン県
:「渡航の是非を検討してください。」の解除
詳細については、こちらの日本国外務省のHPをご参考ください
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=007#header