最悪の男女参画・少子化担当大臣 福島瑞穂には次の著書(編)がある。
「産まない選択肢を勧めたほうがいいんじゃないかと(思う)」という人物が、大臣というだから、笑止千万だ。一部抜粋するのでご覧ください。
産まない選択 ― 子どもを持たない楽しさ (亜紀書房 1992年)
はしがき(ページ1~2)
「子どもの誕生」は他のいろんな人との出会いとは、あまりに違う。
普通、人との出会いというのは、何かきっかけがあって出会う。しかし、子どもというのは、暗闇の中から、ニューと突然出現してしまうのである。しかも「赤の他人」ではないし、他の生き物の子どもと違って、人間の赤ん坊は、生まれたときはハイハイすることもできない。
かわいいかもしれないけれど、「全くの弱者」として登場する赤ん坊は、のっぴきならぬ関係を強いてくるだろう。嫌だと言っても、途中で降りることはできない。
恋人がいたり、夫がいたりしても、女性たちの生活はそれほど変わらない。しかし、子どもが生まれると、彼女たちの生活は激変し、表情すらも変わっていく。
「子どもが生まれて幸せになった」「子どもが生まれて私はひとまわり大きくなった」「子どもは宝である」といった言葉も耳にしたが。三分の一くらいは信じられなかった。
あまりにキレイキレイな話しは信じられないと思った。「子どもってかわいいわ。子育てっていいものよ」言う言葉の陰に、女の人のため息が聞こえてくるような気がしたのだ。だまされないぞ(冗談)とも思っていた。
「搾取」か「創造」か ― 出産・子育てをめぐる攻防
(福沢恵子・ジャーナリストとの対談から)
福島瑞穂: 福沢さんは以前から子どもを産むことは女にとって「搾取」だといっていたでしょう。あれって面白いなと思ったの。もっと詳しく話してくれませんか?(p3)
福島瑞穂:私は子どもが十八歳になったら家族解散式をやって、通い婚的になるといいなと思っているの。(p22)
福島瑞穂:なぜ人に勧めないかというと、社会がいろんな人にあまりにも子産みを勧めすぎているからよ。人が誰も勧めなかったら逆に勧めるけど、みんなが勧めているものを私も勧めることはない。それより産まない選択肢を勧めたほうがいいんじゃないかと。(p49)
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Last updated
2009.10.11 07:42:17
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