福島瑞穂には、以下の著書がある。
夫婦別姓問題を考える上で、福島の異常な考えをしっかり認識しておくべきだ。また、同性愛の人たちの結婚は、積極的に認めている
あれも家族これも家族 ― 個を大事にする社会へ (岩波書店 2001年)
第1章 結婚のゆくえ
一 結婚のなかみと外側が変わる
第二に、まだまだ夫が一番、妻が二番、夫が大黒柱、妻が内助の功、夫が主人で、妻が「家来」と思われていることである。(P14)夫婦別姓選択性は、夫婦は個人と個人の結びつきであり、女性が男性に吸収合併される(1999年に97.0%の女性が姓を変えている)のではない関係をつくりたいという点においては、個人の尊厳、男女平等の考え方から成り立っているということができる。
(P14)
第二章 結婚届を出さない共同生活
六 同性愛の人たち憲法24条は、「両性の合意」のみによって婚姻が成立する旨述べている。この「両性」を重く考えると、憲法は、同性愛の人たちの結婚届を認めていないことになるが、この条文は、両性の合意だけで成立するということに主眼があると思われる。なぜなら、戦前の戸主の同意を必要としていたことなどを廃止し、「二人で決められる」ということに、家族の民主化という改正のポイントがあったからである。
したがって、現行憲法、現行民法の下で、同性愛のカップルも結婚届を出せるという解釈も十分成り立つのではないだろうか。(P65)
第4章 これからの家族
一 家族の多様化(P114)
二「健全な家族」という幻想(P116)
三 シングルという生き方
第5章 世帯単位から個人単位へ
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Last updated
2009.10.12 10:09:05
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