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テーマ:海外生活(7787)
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韓国に住み始めて、10年になる。
はじめの一年はまだ結婚もしていなかったから、 出会った友達と「さよなら」することは当たり前だった。 でも、結婚した後も、この「さよなら」することが毎年繰り返されている。 子供が0歳だろうが、7歳だろうが、友達はここ韓国から出て行く。 そして、私はいつも見送る側で、この「さよなら」することに慣れてしまっている。 はたして何家族を今まで見送ったんだろう・・毎年2組は見送っている。 つい最近もまた一組の家族を見送った。 私は今までも見送る時には、がんばれ!とエールを送って来た。 それは、今も変わらない。 見送り側を韓国に取り残されて負け組みかのように言う友達もいる。 けど、私は、今のこの生活を変えてまで違う国で、1から再スタートしようとする彼女らの 精神的な強さをすごいと思うし、尊敬する。 私にはそれができないから。大きな決断すること、そして、その決断によるマイナスなことよりも、ポジティブな方向への考えができる彼女らを尊敬する。 私は、結婚するまでは、好きなことだけ勉強し、好きな仕事、好きな場所で暮らしてきた。 それは、一人身で自由だったから。。問題が起きても、自分で適当に片付ければよかった。 けど、今では親になったわけで、子供たちの問題にもかかわらなければならない。 ここ韓国も私には外国ではあるが、子供たちには自分の国でもあるし、もちろん夫の国でもある。問題が起きたときには、夫に解決してもらえばいい。そんな甘ったるいと言われそうだけど、それが私には居心地がいいし、夫と結婚した大きな理由でもある。 これから先はどうなるのか、私にも夫にもわからないけど、 私が家計の大黒柱になって支えられる自信もないし、大きな決断を私が率先してすることもありえない。 だから、私はこれからも見送る側。 それで良いんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年04月29日 22時50分35秒
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