|
カテゴリ:カテゴリ未登録
池谷裕二氏の「記憶力を強くする」(講談社)を読んでのメモです。
理解をすること(法則性をつかむこと)、自分の経験や知識と関係付けること、復習すること、などが大切ってことでしょうか。 自分の生活のなかにも活かしたいものです。 ===メモ=== ○ 歳のせいで記憶力が落ちたというのは、間違い。努力不足に起因している。あるいは単に最初から覚えていなかった可能性あり ○ 覚えたい対象に興味をもつこと。 冷めた感情でいるより、積極的な姿勢のほうが、海馬がθリズムを大きく発生する。歳をとると、物事に対する情熱が落ちてくるので、記憶力が落ちる側面がある →憶えたい対象に対して、錯覚でもよいから自分が感動を憶えるような仕組? ○ 記憶力はストレスに弱い。マンネリ化せず、適度な緊張感を持ちながら勉学に励むことが効率よく学習できるコツ。逆に、記憶力が高いと、ストレスからのダメージも少ない ○ 意味のないことを憶えるのは大人には難しい。ものごとの奥に潜む真理を発見することが学習にとって重要。法則性を見抜くこと。 ○ 要領よく記憶するコツは、「法則性をつかむこと」と「理解して憶えること」である ○ 目の記憶より、耳の記憶のほうが心に残る。声にだしてみることも一方法。家族に説明してみることも有用(自分が理解できていなければ、人を納得させられないため) ○ 事象の内容を連合させて「精緻化」することは、記憶がたやすくなり、記憶も有用になる。自分の経験も結びつけると良い。 ○ 人がモノを覚える時には、覚える対象によって、適齢期がある。 10歳になる前は、掛け算の九九を覚えますが、これは意味記憶が発達しているこの時期には適している。意味のない文字や絵などに対して絶対的な記憶力がある。 しかし、中学生を過ぎたあたりから、エピソード記憶が発達してきて、丸暗記よりも、むしろ論理だった記憶能力が発達してくる。 したがって、この努力を怠ると、効率的な学習を進めることはできなくなる。 ○ 海馬から側頭葉に情報が送られたら、その記憶は長い間、覚えていることができる。海馬は記憶の一時的な保管場所だが、その保管場所に残っている間に復習することで(1ヶ月以内)、記憶の強化が図れる ○ 試行錯誤するほど、記憶として残る ○ 初めは大局をつかんで、細部を憶えていく ○ 勉強の効果は相乗的。忍耐強さが重要 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|