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今日、やっと親になりました。来週以降の予定だったのですが、来週は仕事が立て込んでいて、立ち会うのが厳しそうだったので、今日生まれてくれたことが、本当に、不思議です。
時系列で書いてみたいと思います。 昨日仕事が一段落したので、上司と同僚と12時過ぎまで飲んでいました。終わった嬉しさから焼酎をがんがん飲んだので、かなり酔っ払って、タクシーで帰ってきました。 すると、奥さんが、陣痛が始まった、というではないですか。まだ病院に行く必要はないようなので、一眠りすると、朝の5:00すぎに、陣痛の波が短くなったとのこと。急いでタクシーで、病院に行きました。 インターフォンで緊急をつげて、まっていると、インターフォンの横で、奥さんは痛くてしゃがんでいました。自分は、さすってあげようとしましたが、昨日のお酒の反動で、私も別の「波」がきて、そのまま花壇に口からファイアーしてしまいました。かっこ悪すぎだ。 なんとか中に入り、病室で、奥さんを横にしていました。 陣痛は痛いんですね。当たり前なのですが。 自分は男なので、あまり感覚としてピント来なかったのですが、奥さんがうめき声をあげていて、これはただ事ではないぞ、と、もうろうとしながら、お尻を強く押したり、腰をなでてあげました。 そうこうするうちに、破水しないまま、10:00になり、分娩室で生むことになりました。 自分は血を見るのは厳しかったので、分娩室の外でまっていました。彼女の声が聞こえてくるたびに、無事でいてくれ、という気持ちになりました。 ある人がいうには、やっぱり立ち会ってよかったそうです。子供は生まれてくるとき、狭いところを通ってくるせいか、頭が、「とんがりコーン」のようにとがっているそうです。 しばらく、奥さんのうめき声と、先生のアドバイスの声が聞こえてきて、10:30に、赤ちゃんの鳴き声が聞こえてきました。 比較的早いほうのようです。奥さんのママ友達曰く、初産で入院してから20時間、30時間かかったといっていて、自分のところは、4時間もかかっていませんでした。 しばらくしたあと、先生が、息子を抱えて、来てくれました。 まぶたが、すごく大きい感じがしてびっくりです。元気そうに、泣いていました。 どちらに似ているかわからないですが、強いて言えば、奥さんのほうかなあ、と思いました。 その後、体重を量って(2700g弱)、身長なども計測して、奥さんのところにいきました。 多少衰弱感はあるものの、元気です。息子を奥さんの横に寝かせました。奥さんは、息子の顔を見るなり、「本当に嬉しい」と涙を流しました。彼女はずっと子供が欲しかったので、その気持ちが痛いほどわかり、私も目頭が熱くなってしまいました。 しばらくすると、山梨から奥さんのお父さん、お母さんがやってきました。本当に嬉しそうで、お父さんは、カメラマンよろしく、ぱちぱちデジカメで写真をとりました。 息子は、時間がたつと、多少顔のはれがひいていったようです。 息子の手のひらに、人差し指を近づけると、結構な力でひっぱります。 息子の顔に手を当てると、体温を感じます。 親になるとは、こういうことなのだ、と実感できました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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