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9月の日本株のパフォーマンスです。
![]() いやはや、冴えなさすぎです。投資勘定に投入した金額に対して、1.86倍で、年36%程度で回っています。 ところで、新興市場について、今日、日興シティのリサーチの関係者が、日経新聞でコメントしています。 彼の意見では、この6年の小型株の強い時代は終わったそうです。小型株は、電子部品関連やIT関連以外は、弱気相場に入ったそうです(一部彼らのポジショントーク入っているんじゃないの?)。 その根拠は、なにやらサイクルだそうで、彼の意見では、大型株有利の時代に入りそうとのこと。今年は、明らかに大型株を保有したほうがリターンはよかったんですが、その傾向が続くと見ているようです(とはいえ、そのサイクルないしは関係性が効かなくなる可能性は否定できないです)。 最近の株価を見ていると、新興市場の市況はしばらく厳しそうですが、業績の変化とその持続性にかけるアホルダーは我慢我慢ですね。 ===日経の記事=== 低調新興株展望を聞く(上)日興シティグループ証券ロラン・ハルモス氏。2006/09/29, 日本経済新聞 朝刊, 16ページ, 有, 1111文字 日興シティグループ証券 株式調査部ディレクター ロラン・ハルモス氏 6年ぶりの弱気相場入り 新興株相場が低調だ。ジャスダック、マザーズ、ヘラクレスの株価指数は年初から下落基調が続き、売買代金も落ち込んでいる。相場の回復は見込めるのか。証券会社の担当者らに聞いた。 ――新興株相場が年初来安値の近辺で推移しています。 「小型株は二〇〇〇年以降、ほぼ一貫して大型株を上回る成績を上げ、今年一月にはマザーズ銘柄の平均PER(株価収益率)は二百倍、ジャスダックも七十倍と、大型株の三―四倍の水準に達した。明らかに行き過ぎだ。調整は短期的なものにとどまらず、小型株は六年ぶりの弱気相場に入った」 「相場のサイクルをみても、五年から六年単位で小型株と大型株の優位性が入れ替わっている。この面からも小型株の長期上昇相場は終わったといえる」 ――一月のライブドア事件が尾を引いているのでは。 「あの事件に関係なく、相場は低迷していたはずだ。ネット企業の株価は世界的に下げており、米国ではイーベイやアマゾン・ドット・コムの株価下落が著しい。八月にはイーベイのPERが二十倍台まで落ち込んだ。米国のネット株指数とマザーズ指数は連動性が高く、足を引っ張られた面も強い」 「最近の円安傾向も小型株には逆風になる。小型株は内需関連業種が大半だが、大型株は電機や自動車を筆頭に輸出企業が多い。対ドルや対ユーロで円安が進行している局面では、やはり大型株が注目を集めやすい」 ――小型株の反転上昇は当面期待できないということですね。 「そうだ。例年、盆明けの九月にはジャスダックやマザーズの商いも盛り上がるのが普通だが、今年は各市場とも売買代金が細ったままだ。投資家にとっては売りたくても売れない状況が続いている。相場のけん引役である新規株式公開(IPO)銘柄も低調で、小型株を浮揚させる要因は見あたらない」 ――小型株投資は見送った方が賢明ということでしょうか。 「そうともいえない。例えば電子部品関連などは有望だ。国内外の大手電機メーカーがデジタル家電の増産に動いており、その恩恵を受けて受注が伸びている。予想PERも平均十五―十六倍と低い。IT(情報技術)関連も業種で格差が出てくるだろう。システム強化を進める企業の設備投資を考えれば、ソフト開発などの関連業種は魅力がある」 ――外国人投資家は日本の新興株をどう見ていますか。 「日本経済が良好なため、成長株に対する関心は今でもある。ただ企業業績には敏感なので、外国人の持ち株比率が四〇%を超え、かつPERも三十倍以上と高い銘柄は注意が必要だ。業績の伸びがちょっとでも鈍れば、売り込まれる恐れがある」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月29日 21時25分45秒
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