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ついに来ました、ヘレス。フラメンコのメッカ。でも、真夏の為、町の皆さんは休暇に出掛けていらっしゃるご様子で町は随分静か。気温48度じゃあ、しょうがないか。。
苦労して見つけたスクールに行くと、ロンドンの先生のヌリアと、このスクールの代表を務めるヴィッキーの顔がみえる。皆笑顔だ。南国に来ると、皆の表情が違う。 心配していたスタジオはエアコン完備。ああ、これで死ななくてすむ。。 10時からの1つ目のクラスはヴィッキーのコリオグラフで、アレグリアスだ。ヴィッキーはしっかりした体つきで、彼女のおおらかで力強い、しかも情熱的(かなり)な踊りが大好きだ。この暑い日差しとアレグリアスはぴったりかもなどと、こっそり喜ぶ。 ヴィッキーは準備運動の時から踊っているよう。よし、私もおどるような気持ちでやろうっと。 練習はアレグリアスの歩きから。体の重心を低くして、片手を前に出して横歩きするのみだが、ああ、私がやると何か変。手のひらをお客さん(鏡)側に向けるが気を抜くと手のひらの角度が変って力強さが、抜ける。踏出す足は力強く、ついていく足は引きずる様に。おまけに向きを変える時は何かをつかむようにしながら、ゆっくり差し出す手を変える。ああ、できないっ! 今回は通常よりやや長めの6日間コースなので、基本に時間をたくさん取ってくれている。ありがたや、ありがたや。クラスメートはロンドンで見る顔が多いが、クラスはスペイン語と英語の両方。先生も2回違う言葉で説明するので大変そうだが、こっちは気分が出て、いい気持ちだ。へへ。 11時半からは、ビギナー用のタンゴのクラスに出る。ヌリアの、「スタイルに集中するように」というお達しを胸に練習開始。横を向くときの首のキレに注意する。ステップ自体は目新しいものはないが、(このヌリアノのタンゴシリーズ、もう2年も習っているので)学ぶことはたくさんある。先生どうもありがとう。 夜はヘレスのLa Taberna Flamencaにショーを観にいく。町を歩けば、路上でパルマ(手拍子)があちこちから聞こえてくるような土地柄で、今夜パフォーマンスをするグループは、近所に住んでいる地元のにいちゃんねえちゃんといった感じの若い子達だ。しかし。。。。 やっぱり、メッカは違う!ひょええぇぇ!なんとまあ、力強い踊り。そしてあの足。あまりにも早く動くので、時々足先が見えなくなるほど。。ま、当然と言えば当然だが、小さい頃からパルマのリズムの中で育ってきて、踊りながらもちろん頭のなかでカウントなんてしないんでしょうねえ。あんな若いときからあれだけできて、はあ、うらやましい。すばらしい踊りでございました。 友達と、「明日はヘレス風に表情をいれて踊ろう」と誓い合いアパートに帰った。。。がんばるぞお。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月08日 07時02分45秒
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