|
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日の本場の激しい踊りを見せつけられて、既に疲れ気味。ヘレススタイルの導入を試みるどころの騒ぎではない。今日も暑い。
アレグリアスのクラスは手の基本練習が中心。片腕づつ上から回す時の手の基本位置の確認だ。手が腰の横に来たときに肘から先の向きと位置が変らない様キープするのが大変だ。肩から上に手を上げていくとき、肩が上がらない様ロックしなければならない。先生の「ショルダー、ロック!」という声が飛ぶ。ああ、できない。 と思っていると、おお、すごいのがでてきた。片手をあげたままもう一方の手を下から引き上げるとき、引き上げる手の方の肩を入れて、あがったままの手と引き上げる方の手の掌の向きを急に変える。日本人的には、おいおい、ちょっと変じゃないかこの動きって感じもしない事はないが、先生がやるとフラメンコって感じでかっこ良い。 フットワークでは、床に着くか着かない位の軽い感じで立つべしと言われた。そうよね、でないと、足が速く動かせない。昔の先生に「ステップを踏むとき、飛ぶな」と言われてしっかり立つようにしてきたのだが、どうもこれが間違いだったようだ。重心は高く。ちょっとジャンピーな感じも良いかと心を入れ替える。 タンゴでは、ジャマダの時の手の位置で注意を受ける。手が重なった後くるっと手首から先を回してからだの両側に引き寄せる様にして肘を下げておろす。この、くるっとができない。足も忙しいから。(たいして忙しくもないが) 夜はカジスのLa Cavaにショーを観に行った。壁には、カマロンやパコデルシア、それからカルロスサウラの映画でよく見かける眉毛の太いギタリストの写真などが飾ってある。今のオーナーは2代目とみた。 今夜も若手のグループだが、またまたすごい迫力。畳2畳ほどのステージの上を、最初はこんな狭い所でできるの?と思ったが、ターンをふんだんに取り入れてすばらしい踊りでした。今夜のダンサーの子も、躍り始めると顔が変って別人の様になる。彼女は背が低い為、大きくそりかえって手も力強さを失わないまま、精一杯伸ばしている。いつも思うのだが、フラメンコダンサーの腕は肩から後ろに向かって生えているようだ。今度鏡を見ながら練習してみようか。 カジスは、ガイドブックによるとヨーロッパで一番古い町だそう。紀元前1100年から人が住んでいるらしい。町は海辺の為、海風が吹いて随分と過ごし易い。ホリデーメーカーも多いのか、町もこの時期はヘレスより活気がある。アレグリアのふるさとが見れて良かった。アレグリアを踊るときは、きっとこの景色を思い出すだろう。おっと、その前にステップ覚えなきゃ、でへへ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年08月02日 08時54分10秒
コメント(0) | コメントを書く |