伝説の女～everyday happening women

今日、お昼のＮＨＫのラジオニュースで、
作家の栗本薫さんがお亡くなりになったのを知りました。
すい臓がんだったそうです。
随分前からファンだったのですが、
ファンのくせに、彼女がすい臓がんだったことを知らず、
かなりショックを受けました。

最初の出会いはこう「弦の聖域」だったでしょうか。
確か高校生だった時に、知り合いのお姉さまに教えていただき、
読み始めたと記憶してます。
その後、父の実家で偶然手にしたのが「ぼくらの時代」。
それから「グイン・サーガ」シリーズも読んだりしてましたが、
ほとんど推理物（捕り物というのもありますが）ばかりを読んでました。
特に伊集院大介シリーズは大好きで、もちろん今でも読み続けてます。

書く物もマルチでしたが、その行動もマルチで、
様々な分野に手を広げ、本当に生命力にあふれた方でした。
それなのに、そんな方が亡くなってしまわれるなんて、
本当に嘘みたいです。
あまりにもいろいろなことに力を注ぎすぎてしまって、
力を使い果たしてしまわれたのでしょうか。
大変残念でなりません。

もう、伊集院大介シリーズも、他の新しい話も読めなくなってしまったのですね…。
グイン・サーガだって、当初100巻の予定が、だんだんのびて、
未だに未完のままだというのに。
アニメ化だって、決まったばかりだというのに…。

どうぞ今は安らかに。
空の上でも新しい話を書き続けてください。
ご冥福を心よりお祈りいたします。