「ホステル」
去年チェコに行った時、スリラー好きの同僚に「チェコじゃないけど、スロバキアを舞台にしたスリラー映画でいいのがある」と紹介され、この手が好きな元同僚に借りて、「ホステル」というスリラー映画のDVDを見ました。ストーリーは、アメリカ人の若者2人が、旅先で知り合ったアイスランド男性と一緒にヨーロッパ中バックパッカーの旅をするんだけど、旅といっても、わかる人はわかってください、ヨーロッパ版「俺の空」by本宮ひろ志、行った先々でおねーちゃんナンパして…ってな具合。アムステルダムでひょんなことで知り合った男性に、入れ食い状態・やりたい放題だと紹介されて行ったのがスロバキアの首都・ブラチスラヴァ。そこのホステルで相部屋になった女性2人組と早速仲良くなって、見事目標達成。気をよくしてたのもつかの間、アイスランド人が突然行方不明になって、その後も次々と失踪して…。その裏には、ある秘密クラブの存在が、ってな内容。これ、製作総指揮がクエンティン・タランティーノなのね。「2」まであるから、人気があったのね。随所に、なんとなくタランティーノらしいといえばらしい部分があり。映像とか、ストーリー展開とか。スプラッタな部分は直接的な映像があまりないので、「SAW」フリークとかには物足りないんじゃないかな?見てると「痛い!!」ってシーンはあるけど、想像することで、恐怖感を募ろうとしてるのか?最初に主役かな?と思ってた人が、真ん中あたりですでに犠牲になっちゃって、なんですか?って。正直なんとな~く私的には消化不良。でも「SAW」シリーズとは違い、勧善懲悪な感じでラスト迎えるから、まだ救われる。「SAW」は救いがないからね~。ま、タランティーノだからかしらね。どこか重々しさがない。総じて65点くらい。「2」は…機会があったら、見てみるか。