|
テーマ:辛口映画批評(354)
カテゴリ:試写会
■期間限定!全品ラッピング無料!【23%OFF!】13日の金曜日 -FRIDAY THE 13TH-(2008年度製作版) スペシャル・コレクターズ・エディション(DVD) 映画の話 行方不明の妹を捜していたクレイ(ジャレット・パダレッキ)は、クリスタル・レイクのほとりで壊れかけた古い小屋を見つける。彼は警察や地元の人々の忠告にも耳を貸さず、ジェナ(ダニエル・パナベイカー)ら大学の友人たちと一緒に週末を湖のほとりで過ごすことにする。やがて彼らの前にホッケーマスクをかぶった謎の男が現れ……。 映画の感想 まず本作は「13日の金曜日」のリメイクと宣伝されているが、正確に書くと第一作目「13日の金曜日」からの新解釈バージョンの続編だ。したがって第一作目を予習するとより本作が楽しめると思われる。 以下ネタばれ注意 映画は1980年6月13日の第一作目の新解釈のラストから始まり、現代に移る構成だ。大麻を求めてクリスタルレイク・キャンプ場付近に立ち入った若い男女5人組が何者かにより4人が惨殺され、女性一人が行方不明になる。ここまでがイントロダクションで本題となる。 その事件から6週間後。行方不明になった妹を探しにクリスタルレイク付近を単独で捜索する兄と、クリスタルレイクの別荘地に遊びに来た若い男女6名がジェイソンの餌食となる。 製作はマイケル・ベイ率いる“プラチナム・デューンズ”だ。この会社は70~80年代の人気ホラー作品を熱心にリメイクする会社で、今までに「悪魔のいけにえ」「悪魔の棲む家」「ヒッチャー」をハイクオリティにリメイクしてきた会社だけに、今回も過大な期待をしたのだがちょっと肩透かしを食らった印象だ。 その理由は「13日の金曜日」シリーズは、オリジナル+続編9本に番外編「フレディVSジェイソン」があり、シリーズならではのルールやパターンが出し尽くされてしまい、ホラー作品を多く見ている観客には先が読めてしまい怖くないのは致命傷である。 それでも見るべき点はある。一般的にジェイソン=ホッケーマスクと言うイメージがあると思われるが、ホッケーマスクが出てくるのはシリーズ3作目で、殺人鬼ジェイソンが初登場するシリーズ2作目ではズタ袋を被った殺人鬼である。今回のジェイソンはそのセオリーに則り、ズタ袋で登場して途中からホッケーマスクに被り物をグレードアップさせている所が良い。作り手がマニア心のくすぐり方を心得ているところに好印象を持った。 そして映画の主役と言えるジェイソンは相変わらず異常に身体能力が高く、今回は知能犯的な罠を仕掛けたり、正確なアーチェリーの腕も見せる。それにしてもジェイソンというキャラクターを見ると、様々なホラー人気キャラの融合体である事を改めて感じる。幼稚な知能の裏に隠された凶暴性は「悪魔のいけにえ」の“レザーフェイス”であり、獲物を狙う執拗性と死体を飾り付ける癖は「ハロウィン」の“ブギーマン”からであろう。 近作ではジェイソンというキャラクターが一人歩きしてしまい「ジェイソンX」では宇宙まで行き、「フレディVSジェイソン」では「エルム街の悪夢」の人気キャラ“フレディ・クルーガー”とまで対決してパロディ化の道を突き進んでいた物をマイケル・ベイは、初心に立ち返り清澄なスプラッタ・ホラーとして仕切りなおしてジェイソンを蘇らせた事は評価したい。 映画「13日の金曜日」の関連商品はこちら ◇新品DVD◇ 新着 ◇【0205news03】 13日の金曜日 特別版 マイケル・ベイ率いるプラチナム・デューンズ作品 【送料無料選択可!】テキサス・チェーンソー コレクターズ・エディション / 洋画 ◇新品DVD◇【0205news03】 テキサス・チェーンソー・ビギニング アンレイテッド・コレクターズ・エディション【初回限定生産】 悪魔の棲む家(2005) <特別編>(初回限定生産)(DVD) ◆20%OFF! ヒッチャー / ショーン・ビーン パラマウント ジャパン トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[試写会] カテゴリの最新記事
|
|