スターウォーズ魂！！

若く美しいコレリアンのジェダイマスターアディ＝ガリアは、共和国末期にジェダイ評議会に籍を置いていた。彼女はコレリアンであるが、首都星コルサント生まれだったので共和国の難解な政治形態に精通しており、彼女のその知識と直観力は多くの外交に役立ったと言われる。またガリアの一族はフォースがもともと強く、従姉妹のスタス＝アリーもジェダイとして名をはせている。
ガリアは主に外交努力を第一としており、優れた戦士でもあったがライトセーバーは極力使わないようにしていた。しかし彼女が使うときにはライトセーバーを逆手に持つという独特のスタイルで
強力な攻撃力を発揮したのだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ガリアはその政治の知識を使って優れた情報網を銀河に形成しており、その情報網から通商連合がナブー侵略を計画しているのをいち早く察知した。このことを知った通商連合はガリアを捕らえて
情報漏えいを防ごうとしたが、ジェダイマスタークワイ＝ガン・ジンとそのパダワンのオビ＝ワン・ケノービによって彼女は救出され、共和国元老院議員のヴァローラム議長にこの危機を報告したのである。
ヴァローラムはガリアの情報をもとにナブーにクワイ＝ガンとオビ＝ワンを派遣したのである。

ガリアは昔両親をライトセーバーの達人であるジェダイマスターイーブン＝ピールに救われており、彼を尊敬していた。ナブー紛争後、ガリアはこのイーブン＝ピールと共に惑星マラステアに派遣され、ラニック代表団とテロリストの和平交渉を調停した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

クローン大戦が勃発すると、ガリアは優秀なパイロットとしてレッド中隊を率いて戦争を利用して巨大化した海賊組織と戦った。この戦いで元老院のクルーザーを救い、ベイル＝オーガナー議員の救出に成功している。

彼女のパダワンであるシーリー＝タチも活躍しており、ガリアはそのことも誇りにしていた。

その後ガリアはオーガナー議員とともにリパブリック・スターデストロイヤーで独立星系連合の指揮官であるダーク・ジェダイ、アサージ＝ヴェントレスを捜索する。だがガリアたちはアサージに惑星ボズ・ピティに誘い込まれ、彼女達のスターデストロイヤーは撃墜されてしまった。墓地惑星ともいわれるこのなにもない惑星で、スターデストロイヤーから脱出した彼女達を待ち受けていたのは独立星系連合の最強最悪の司令官、グリーバス将軍であった。生き残ったジェダイ達とグリーバスの戦いが始まった。だがグリーバスの強さは圧倒的だった。グリーバスの四本の腕から繰り出される四本のライトセーバーの前に次々と倒れるジェダイ騎士たち。ついにガリアもグリーバスに締め上げられ、第三の腕にもつライトセーバーでガリアを貫いて彼女を死に至らしめたのだった。