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カテゴリ:SWキャラクター
ジェダイマスターヴォド・シオスク=バスはヤヴィンの戦いより4000年前、シス大戦時のジェダイの長であった。ライトセーバー剣術、フォース共に当時最強のジェダイマスターであり、惑星オッサスでデイス=ディアス、ショーネブ=クルー、シルヴァー、クレイド、そしてエグザ=キューンなど数多くのジェダイ・ナイトを訓練した。
惑星ダントウィンでシルヴァー、クレイド、エグザ=キューンの三人を訓練していた時、マスターヴォドはエグザ=キューンの中にシスへの関心があるのに気づき、注意を促した。エグザ=キューンはこの警告を無視し、シスの教義を知ろうとし続けた。あるときシルヴァーがライトセーバーの訓練でエグザ=キューンの顔を傷つけたとき、キューンは烈火のごとく怒り狂い、シルヴァーを襲う。マスターヴォドはこれを止めるため間に入ったが、キューンはマスターヴォドにもう習うことはないと宣言してジェダイ達の元から立ち去ったのだった。 やがてクラースと名乗る軍勢がジェダイと戦闘を開始する。この危機に対してマスターヴォドは最長老のジェダイマスターオダン=ウーアの召集に応じて惑星デネバの大ジェダイ会議に出席した。この中キューンはシスの研究を続け、事故にあって生き埋めになる。このときキューンは助けを呼び、遠く離れたマスターヴォドにもこの声が届いた。マスターヴォドはキューンを助けようと瞑想するがキューンはかつてのマスターの助けを拒み、古代シス卿フリードン=ナッドと契約し、シスの暗黒卿として窮地を脱出するのだった。 大ジェダイ会議の最中クラース軍がこの会議に奇襲をかけてきた。ジェダイは全軍で迎撃してこれを撃退したが、ジェダイマスターアーカ=ジェスが命を落す。そしてマスターアーカの敵を討つとして若きジェダイのウリック=ケル・ドローマがクラース軍に侵入して内部からクラース軍を滅ぼすという提案をしてきた。マスターヴォドらジェダイマスター達は反対したが、復讐に燃えるウリックはこれを無視してクラースへ侵入した。しかし怒りをもとに動いていたウリックは逆にダークサイドに堕ち、クラースの指導者になってしまったのだった。 ヤヴィン4で古代シス卿ナガ=サドウの知識とマサッシの兵士を手に入れたエグザ=キューンと、クラース軍を率いることになったウリックは同盟を結び、ジェダイら共和国と戦争を続けていた。コルサントに奇襲をしかけてきたウリックとマスターヴォドは対峙してウリックから武器を取り上げ、彼を拘束した。 大元老院議事堂でウリックの裁判が始まった。この裁判にキューンが乱入してくると予知したマスターヴォドは議事堂で待ち受ける。彼の元からシスの暗黒卿が現れてしまった。マスターヴォドはその責任をとるつもりでいたのだ。予想通りエグザ=キューンは大元老院議事堂に姿を現した。ウリックの開放を宣言するキューンの前にマスターヴォドは降り立ち、キューンの暴挙をここで終わらせると宣言し、両者は対峙した。元老院でジェダイの長とシスの長は対決した。最強対最強。フォース、ライトセーバーの戦いはウリックやジェダイ達、元老院議員たちの目の前で行われ、その戦いは互角。しかし戦いが長引くとマスターヴォドは体力を失っていき、怒りをさらに強くしたエグザ=キューンは力を増していった。マスターヴォドはキューンに必ず滅ぼすと宣言し、その直後にキューンのライトセーバーに貫かれた。そしてマスターヴォドはフォースと共になったのである。最強のジェダイマスターの敗北、この結果は共和国を震え上がらせた。しかし後にジェダイ達に追い詰められたキューンもヤヴィン4でシス魔術を使って霊体化し、二人の決着は後の世に持ち越されることとなった。 ↓ジェダイマスターヴォドとシスマスターキューンの対決 4000年後、キューンの霊はヤヴィン4でルーク=スカイウォーカーのジェダイアカデミーで復活し、マスタースカイウォーカーらを苦しめる。新ジェダイ騎士団のジェダイ達はキューンの霊と必死に対決する。この時マスターヴォドの霊も現われて戦いに加わり、今度こそ完全にキューンを滅ぼしたのだった。かつての弟子の、シス卿の消滅を見届けてマスターヴォドは今度こそ本当にフォースの元に還ったのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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