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カテゴリ:ハルヒ
残りわずかな高一生活をのんびりと過ごすはずだった俺の前に現れたのは、8日後の未来から来た朝比奈さん!? しかもこの時間へ行くように指示したのは俺だというのだ。8日後の俺よ、いったい何を企んでるんだ!?
第4弾、消失以来の長編。でもかーなーり分厚い。お値段も高め(笑) お話は1月2日。「雪山症候群」直後、「消失」のキョンを助けに行く為にみくるちゃん有希と共に、 過去に向かう。 そして2月初頭が舞台の本編が始まる--。 さすが、谷川先生。関西の方にはなじみの恵方巻き どうやら全国展開するコンビニのおかげで、全国にこの風習が広まったらしいですぜヽ(;▽)ノ 8日後のキョンの言いつけでやってきた8日後のみくるちゃん(みちる)。 自分が言ったのに何のことかさっぱりなキョン。 2人きりのロッカーの中で、キョンのテンションは上がりまくりそりゃぁ、こんな美少女と くっついちゃぁ、ねぇ。 表紙のみくるちゃんかわいい...んだけども。 おっぱいの大きさをもうちょっと押さえた方がワタシ的にはかわいいんだけど~。形、変じゃね? 未来から来たはずなのに、 過去に行くなんて知らずに過ごした 8日間なわけでも、ポツポツと 話してくれた、”キョンの8日間” に沿って行動をしようとするキョン。 みくる(大)からの指令にも沿う2人。 何でこんなことをしなきゃいけないのか すら分からないけども、しなきゃいけない。 みくるちゃん(小)では、 役に立てなかったその理由。 事件が起る事に、一つ一つのパズルを組み立ててる様に、展開される本編。 みちるは未来を護る為に過去に行かなくてはならなかった。 「朝比奈みくるの憂鬱」でみせたみくるちゃんから思い取れること。 みくる(大)は、いつもニコッと笑ってるけど、伝えられない事をもどかしく思う事もきっとあるんだと、思う。 「長門さんも怒ります。謝って」苦手としていたってのに、気持ちを理解することが可能な程、 近づいていってるんだなーと、SOS団発足当初に比べての2人の関係の変化も。 有希が地味に活躍する変わりに、今度は古泉君の”機関”がばっちり登場。 今までミステリー劇でしかお目見えしなかった分、これからの活躍に期待をしていいのだろうか~。 「憂鬱」はアニメで見て読んだ本。 「消失」は、どうせ元通りの世界になる、と思いながら読んでいた本。 しかし、本作は最後の最後まで、分からない事だらけ( ´△`) 新たな敵と、新たな組織。 古泉くんから聞かされた、鶴屋さんの秘密。マヂでか!! 今後の話の展開に、大いに関わる伏線がまたも見事に張り巡らされました。 キョン&みくる >古泉&機関 >有希 >ハルヒ 今回の主役は何と言ってもみくるちゃんでしょう!よう頑張ったョ! あと、びっくりで賞に鶴屋さん(笑) 前作「動揺」でも思った、≪主役がたくさん≫ってのが、よくよく理解できる作品。 その代わり、ハルヒ&有希がちょっと寂しい扱い タイトルロールの”ハルヒの陰謀” がどこで使われるかと思ったら、時期的なモンでした。 何とも乙女チックでかわいいことでしょう。 素直じゃないのね、ツンデレってこういうこと言うのかな。 敵の陰謀、組織の陰謀、大人しくしてたハルヒの陰謀。 いくつもの陰謀が絡み合う、またも伏線が盛り込まれた作品でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月30日 16時26分34秒
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