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カテゴリ:アンカラ生活
3つの第二回中間試験と2つのMake-up Examを作り実施・監督し、さらに普通に4コマ12時間授業を準備し講義した、おそらく今学期で一番忙しかった週がようやく終わりました。
さすがに今日の午後の授業はみんなお国に帰っちゃって数えるほどしか学生がいなかったので、(明日からトルコは9連休)1時間半ほど(通常一コマ3時間)で切り上げ、残りの時間は学生たちとおしゃべり。 そして今日の仕上げは大学のシンフォニーオーケストラのコンサート。今日はピアニスト、三輪 郁さんの共演で、ベートーベンのピアノコンチェルト1番を含むプログラム。 小さいころからほとんど聞くクラシックはヴァイオリンかオケのもので、ピアノ曲はオケで伴奏した曲くらいしか知らない私。でも最近ようやく良さがだんだんわかってきたような気がします。 三輪さん、とっても気さくそうな方で、演奏もとっても素敵でした。ピアノ曲の上手い下手、味わい方はまだまだわからないのですが、それでも楽しく心安らぐ時間がすごせました。 話は変わりますが、ここのオケのコンサートにやってくる客層を見るのが結構楽しいんです。大体4グループに分けられるのですが、第一グループは綺麗に着飾った引退後の年配の紳士淑女の皆様。品があり、老後はあんなふうになりたいなあ、と思わせるグループ。 第2グループは音楽を学んでいる学生・子供・そしてその親グループ。ホールが音楽学部の中にあるし、近くに音楽を力を入れてる小学校~高校もあるので納得。小学1年生くらいの子達も結構いて、おとなしく聞いているので感心します。中には親に付き合ってきたのか、本を読んでる子もいたけど :) 第3グループ、単にクラシック好きのグループ(私含む)。教授風な人も結構いるし、“いまラボから歩いてきました”風のジーンズにラフなシャツの学生もちらほら。 マイノリティー第四グループは招待客。今日は玄関にフランス国旗つきの車が迎えに来ていたので、フランス大使がきていたのでしょう。学長がいたり、大学創設者がいたり。大物はたいてい2階席の一番前に座ってます。 授業の帰りにふらっと寄れる、しかも8リラ(600円位?)というお手ごろ価格なこのオケの存在はかなり素敵です。 そしてそして、なんと来年2月6日にはヴァイオリニストの諏訪内 晶子さんが演奏するみたいですよ。曲目はブラームスのヴァイオリンコンチェルト。なんでここアンカラにそんな大物がやってくるのか、結構不思議ではありますが、しかし、諏訪内さんの演奏をここで聴けるというのは、なんともありがたいお話であります。 人気の年末の“ニューイヤーコンサート"(毎年年末にやるんです。なんでニューイヤーコンサートと呼ぶのかは不明)は12月27日土曜日と28日日曜日。アンカラ在住の皆さん、お見逃しなく~ :) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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