WBCで日本が勝ったからフィギュアは仕方ないか…

と言うわけにはいきません。

嬉しい安藤美姫復活の銅メダル記念スペシャル！と言うことで書きたいと思いますが、結局はあの妨害発言報道を触れずには話が進まないですね。

結局あの発言はキムヨナにとって何が目的で意図は何だったのか。もし今回の結果が成功を意味するのであれば、キムヨナという選手の価値は優勝したにも関わらず下がったといって良いでしょう。

ご存知の通りキムヨナという選手は浅田真央のライバルであり元来強いわけで、仮にあの発言が陽動作戦としてそんな姑息な手を使う事なく十分互角の勝負が出来るはず。

にもかかわらずあの発言。韓国サイドは「特定の国や選手に対して向けた発言ではない」と言っているようですが、一流の選手ならそもそもあのような趣旨の発言をするべきでない。こういう発言は弱い選手がする事で、ある意味「自分は弱い」と言っているようなもんです。

しかし皮肉にも結果は浅田真央の不調もありキムヨナが圧倒的な強さで優勝。これは紛れもない事実。

真意や標的はどうあれあの発言さえなければ、WBCで韓国に勝った直後という心理も働いて日本人はキムヨナの強さを素直に賞賛したでしょう。一部の反韓派を除いて。

しかし、あの発言によって日本人のキムヨナという選手に対するイメージは一気に悪くなったでしょう。勿論優勝したから尚更ですが仮に負けていても「ざまあみろ」と言われた事でしょう。

そもそも今回の妨害発言が仮に事実無根ならば日本サイドは逆に訴えても良いぐらいのはずなのですが、現状事実確認をしたのみというところがイマイチ納得いかないわけですが。

先日の大会でも安藤美姫と村主が接触したことがありましたが、接触未遂みたいな事はフィギュアでは良くあることみたいですから、各選手が注意する事が前提。

キムヨナが実際に接触したならまだしも未遂にもなっていないわけで、あのような発言したキムヨナは確かに世界チャンピオンかもしれませんが、それに値する人間では無いと言って間違いないでしょう。

ただ、韓国内では「妨害に負けずに勝った」と報道されているでしょうね。相変わらず〇〇な国です。

視点を浅田真央に移すと、今回の一件で間違いなく浅田はとばっちりを受けたんですが、その影響が精神面で仮にあったとしても、だからこそあのような発言に負けずに強さを見せて欲しかったし、やはりライバルとして銀メダルは確保してほしかった。“日本チーム”としても安藤美姫が銅メダルを獲得したから良かったものの「日本のエース」としては残念な結果でした。

最後に、違和感を感じたのが放送権を持っているフジテレビがこの一件について報道を殆どしていない事。やはりフィギュアスケート、しいては浅田真央に悪いイメージを付けたくないのでしょう。スポンサーとの関係もあるでしょうし。逆に放送権を持っていない日テレはうるぐすで特集を組んでいましたけどね。

という事で、安藤美姫復活の銅メダル本当におめでとう！（爆）