北東北JR線乗り潰し 1日目
今年の夏は業務の都合上なかなか休暇が取れませんでしたが、ようやく目途がついたので平日を中心に、東北の未乗線区を乗り潰してきました。なお、10月に郵便局が民営化するのに伴い今後旅行貯金ができるのか不明確のため、可能な限り郵便局を訪局することを目標とします。上野駅。「あけぼの」は2度目の乗車となります。恒例のゴロンとシート。B寝台の車両ですが布団・枕・毛布・浴衣等はありません。枕替わりに時刻表の出番です。雑魚寝しながら移動します。青森9時55分到着。上野から所要12時間10分。青森で5年ぶりに下車。乗り継ぎ時間が約1時間あるので駅前郵便局へ。貯金通帳の記帳欄が少なくなっていたので新しい通帳に切り替え手続きを行う。民営化前ギリギリで「郵政公社」の通帳をGET!お姉さんがバリバリの津軽弁で対応してくれました。このあと乗車する津軽線の蟹田行き、車両が京浜東北線もどき701系なので写真はありません。車内でおばちゃんが津軽弁で会話をしているも、駅に停車してもドアは開閉ボタンを押さないと開かず、冷房稼動していない車内はしーんと静まり返っています。するとなぜか会話もピタッと止まる。そして再び電車が走り出すとまた会話が始まる。車内は静か過ぎても落ち着きません。蟹田郵便局でまた入金。民営化を目前に控えて新しい看板にカバーが被せられていました。 総務省から郵政公社に変わったのが4年半前のこと。自分はこの間学生から社会人へ、そして転職。確実に時代が流れていることを感じさせられます。この看板カバーの光景が4年半前を彷彿し、妙に懐かしい気分になるのです。 ふたたび蟹田駅。ここから気動車に乗車。次の「中小国」までは北海道方面を結ぶ津軽海峡線の一部となっているため電化されていますが、その先は完全な非電化ローカル線区間になります。「中小国」から先は新規乗車。津軽線の車窓から海峡線が望めます。車窓から見える海峡線は本州でありながらJR北海道の線路です。終点「三厩」からは町営バスで竜飛崎まで行けることが判明。しかも運賃は200円と破格なので、帰りの列車を予定より一本落として往復することにします。有名な車両通行不可の国道339号。もともとは現場を視ずしてお役人が国道に認定してしまったとか。でも「階段国道」と称して観光資源にしてしまう発想はさすがです。海辺に向かって下っていくとこんな感じです。近くに竜飛岬郵便局があるのでまた入金。海辺の食堂で2色丼をいただきました。店は超閑散としていて、久々の来客に対して座布団はセルフサービスw蛍光灯も自分が居ない変な場所だけ点けてくれましたwwそしてお気遣いいただきテレビの電源も入れてくれたのですが、映ったチャンネルは真っ暗な「ビデオ1」でしたwww。自分でチャンネル替えてもよかったのかも…お料理自体はお値打ち価格でいただけたので大満足でした。本家が怒りそうなので写真を一部加工しています。どんな料理が提供されるのでしょうか。この食堂は営業していませんでした。ふたたび階段国道を登って竜飛崎へ。北海道の函館山がかすかに望めました。そしてまだ時間が余っていたので青函トンネル記念館も見学。この辺が青函トンネル本州方基地になっているようです。この日は穏やかな天候で、風力発電のプロペラがほとんど回っていませんでした。夕暮れ。本州最果ての地で一日目は終了。