赤羽線末期の103系電車調査
赤羽線末期、池袋電車区(イケ)所属の103系電車について詳細調査をしています。(2020-08-22更新)以下、時系列まとめ↓・S56年の山手線ATC使用開始に向けて、ATC準備工事車(269~276)は赤羽線に転用・ATC準備工事車はS57年度までにATC取付改造・S57年度から入り始めた冷房改造車は、S58年度下期入場の際に車体外板色変更(黄緑6号→黄5号) が行われ、塗色統一化1983-9・イケ33編成(8両編成・全車黄緑6号) Tc301,302及びMM’×2は冷房車、T×2は非冷房車(鉄道ファン2015-10 No.654 P111写真)1983-11・イケ31編成(混色) ←赤羽 Tc,MM’T MM’T MM’Tc 池袋→ 赤羽方MM’(アンダーライン)は塗り屋根車、 池袋方MM’及び中間MM'(太字)は黄緑6号冷房車、 T2両(太字斜字)は黄緑6号非冷房車 検査時期のずれによりM車よりT車のほうが黄緑6号の色が濃い(鉄道ファン2015-10 No.654 P110写真)・塗り屋根車MM'(M787~791,M'2044~2048)は、4組を2本の編成のTc隣に組み込み、 残りの1組は冷房改造車が入っている編成のNo.3ユニットに組み込み。 (かならずTc隣が冷房車とされた)(鉄道ファン2015-10 No.654)・1983‐11 イケ32編成(10両編成・黄5号、黄緑6号混色) 赤羽方MM'は黄緑6号冷房車、その他中間6両は黄5号非冷房車 イケ31編成? 赤羽方MM’ユニットはM791,M’2048(鉄道ファン1993-04 No.384 P26~27写真)・S59年2月ダイヤ改正の山手線輸送力増強に際し、M776+M'2033×1がフチ→イケに転入 赤羽線に転用され、玉突きでMM'49(非冷房車)が山手線に戻された。 (これにより赤羽線Tcは全車冷房の使用が可能となった) →MM'49は、塗り屋根車MM’×2、ツヌTc811,818の転入により黄緑6号10連に組成 ※塗り屋根車MM’×2は黄緑6号で新製・10両化後の編成表 編成番号 ←池袋 Tc,MM’,T,MM’,T,MM’,Tc 赤羽→ 31 273,?+?,39,?+?,40,791+2048,274 32 269,?+?,49,?+?,50,?+?,270 34 275,?+?,55,?+?,56,?+?,276 35 271,?+?,151,?+?,152,?+?,2721985-4-1 編成番号 ←池袋 Tc,MM’,T,MM’,T,MM’,Tc 赤羽→ 31 273,776+2033,39,40+40,40,791+2048,274 32 269,213+ 368,49,50+50,50,189+344,270 33 305,262+417,53,263+418,54,264+419,306 34 275,787+2044,61,111+187,62,788+2045,276 35 271,789+2046,151,110+188,152,790+2047,272太字は非冷房車、アンダーラインは黄緑6号1985-7-20・イケ35編成 M’2046隣のT(黄緑6号非ユニット窓)は南カマ標記となっており、T151と推測 (鉄道ファン2015-10 No.654のP111写真)1985-9-30全車黄緑6号、1985-4-1時点での非冷房車は、この時点でも冷房改造は未実施・ハエ15編成(元イケ31編成)・ハエ16編成(元イケ35編成)・ハエ19編成(元イケ34編成)・ハエ20編成(元イケ32編成)・ハエ21編成 305,262+417,248,3+3,249,264+419,3061985-10-28・ハエ16編成 271?,789?+2046?,151,?+?,152,790?+2047?,272? No.2ユニットは冷房車 塗り屋根車は黄緑6号の色調が他車と異なる)(鉄道ファン2015-10 No.654 P113)※MM’は冷房化及び10両化のため、差替えが常態化?※ここでいう塗り屋根車とは、新製時から塗り屋根、Hゴム黒のグループを指します。