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先日に観たアニメ映画の影響大で、近場にあるウイスキー蒸留所へ見学に行って来ました。
自宅から車で30分くらいの所なのですが、今回は試飲もする予定なので電車で廿日市駅へ。 駅から目指す蒸留所への途中に小山の上に建つ天満宮があるのでそこへ寄り道してみると、目的地である桜尾蒸留所とその先にある瀬戸内海が一望できる場所でした。 駅から徒歩で5分くらいにある桜尾蒸留所。 数年前までは中国醸造という名前の会社でしたが現在はSAKURAO DISTILLERYという社名になっています。 ダルマ焼酎の文字が目立つ建物もありましたが、私的には日本酒『弥山』を買って呑む事が多かったのでそのイメージが強い会社ですね。 まずはビジターセンターで受付。 予約は1週間前に行っていました。 時間になって蒸留所の方へと移動して行きました。 近くの道路からも川を隔てて見える「SAKURAO」の文字が目立つ倉庫前へ。 こちらの建物の前には、以前に使われていたポッドスチルが保管されていました。 ウイスキー冬の時代に一度生産を取りやめていたのを今の時代に再び作り始めたというのは、「駒田蒸留所」のストーリーを思い起こさせる物でした。(他所の酒造メーカーでもそういう事例があったのでしょうが) 最初に案内されたのは、グレーンウイスキーとジンを作る設備でした。 ガラスの奥の部屋には蒸留する機械が動いていました。 こちらで映像でサクラオの会社の概要や生産工程の説明を観る事になります。 そしてジンの香り付けに使われる色々な原料の香りを体験もさせて貰いました。 不思議に思ったのが、広島らしいけれどどう使うのか判らない牡蠣の貝殻、尋ねてみると・・・詳細は「企業秘密♪」だそうでした。 その後、モルトウイスキーの製造場所(撮影禁止)を見学した後に樽の貯蔵倉庫へ。 暗闇の中に沢山の樽が大切に置かれていました。 実際はもっと暗いのですが、スマホで撮影する際にオートで点灯しているのでこんな写真になりました。 上の黒い樽は元バーボン樽、白いのはシェリー樽、だったかな? 下段の白い樽はミズナラの樽なんだそうです。 こちらではプロジェクトマッピングを使った映像で、桜尾と戸河内という2種類の銘柄についての説明がありました。 登場するキャラくターは宮島の鹿をモチーフにしたもので、「天使の分け前」をこちらではその鹿が呑みに来る事としていました。 実際にはこちらの倉庫では樽の中の3%くらいが1年の熟成の過程で減るとの事でした。 奥には縦に積まれた樽の山もありました。 これは以前からの置き方だそうで、今後は横に寝かせた状態で保管していく事になるのである意味珍しい状態を見る事が出来たのだとか。 倉庫を出て来て時計を見ると1時間が経過していました。 途中で映像を2本観たりと、以外に時間が経っていましたね。 知らない事ばかりでとても見学が面白かったので、あっという間に時間が過ぎていたようでした。 ビジターセンターに戻って、お楽しみの試飲の時間です。 あ、今回の見学ツアーは2000円の有料ツアーだったりします。 試飲はこの日はウイスキー2種とニューポッド、それにジンが3種からの3つが選んで飲めました。 私は最初に注文したのは戸河内。 そして樽詰め前の新酒、ニューポッド。 これを試してみたかったのは勿論、「駒田蒸留所へ」の劇中で圭さんが呑んでいたから。 最後は宮ノ鹿というウイスキー。 桜尾と戸河内しか知らなかったのでこの新しい銘柄については初めて知ったのですが、発売して1年くらい経つそうでした。 どういう物かと尋ねると桜尾と戸河内をブレンドして作ったものだとか。 勝手な想像だけどニッカの余市と宮城峡を合わせた竹鶴みたいな物なんですかね? ピート感が強い桜尾が使用されているので戸河内よりもスモーキーなお酒で、私個人としてはよりウイスキーらしくて美味しく感じられました。 カウンターの奥には色々な樽ごとの原酒が並べられていて、これも「駒田蒸留所へ」の中の色々な場面で出て来た光景だなぁと思いながら試飲を楽しみました。 お土産には、試飲で使ったグラスが持ち帰り出来たのですが、折角なので奮発して宮ノ鹿を買って帰りました。 このウイスキーはビジターセンター限定販売の物だそうで、一般の流通には出していないそうなので。 宮島の鳥居のような角と天使の翼を持つ宮ノ鹿、桜尾蒸留所の「天使の分け前」の所で登場したこのキャラクターの名前を持つこの瓶を年末年始のお共にする予定です。 前々から行ってみようと思いつつ、でも近過ぎて実行出来ずにいた蒸留所見学。 「駒田蒸留所へ」を観た事が切っ掛けで今回行って来たのですが、面白かったし色々と勉強になったよい経験でした。 今回は買えなかったけれど、桜尾と戸河内のシングルモルトも買ってじっくりと呑み比べてみたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.01 22:42:39
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