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カテゴリ:プーケット生活
最近息子は忙しい。
何故かというと、週2回の日本語の家庭教師に、週1回の日本語補習校、そして土日のテニスレッスン。 そして、今夢中なのは自転車に乗ること。 なんと、息子は昨日まで補助輪を付けない自転車に乗れなかった。 今まで何度か挑戦はしたが、すぐに挫折。 彼は6歳だが、ここの子達は皆4歳位からすいすい乗っている子も多くて、親の私もコンプレックスを感じるほどであった。 ただ、彼の名誉の為に一言加えるならば、水泳は得意で幼稚園年中の頃から25メートル位は平気で泳いだり、3メートル位の深さまで潜水したりできたし、年長さんになった今では50メートルは泳ぐ。 まあこれはかっぱの父さんの遺伝であるかもしれない。 ちなみに走ったりするのは遅いほうだ。 オヤジに聞いたら、確かに自分も遅いほうだったと言っていたのでこれも遺伝だろう。 何しろ、息子の体型はオヤジを小さくしたといっても過言でない位。 ぽっこり出た腹。短い首。高いお尻の位置と長い足。 瓜二つである。 これだけ身体的特徴が似ているのだから、運動能力も似るのは仕方があるまい。 そう、とにかく息子は昨日から自転車に乗れるようになった。 一昨日の夕方に私と練習した時は全くダメだったのだが、昨日の朝ふと目が覚めると息子が靴下を履いてどこかに行こうとしている。 どこに行くか聞くと、自転車の練習をするのだそうだ。 朝練かあ。 これまた、へなちょこの息子にしては珍しい事である。 恐らく、近所の自分より小さな女の子が自分の練習している横をすいすいと自転車で走っていたのがくやしかったのだろう。 しばらくして、息子の友人が 「乗れた、乗れた」 と私に知らせる為に、呼びに来た。 私も慌てて外に出て見ると、満面の笑みを浮かべながら息子が自転車を漕いでこちらにやって来た。 思わず涙ぐみそうになった。 息子は私にぶつかりそうになって止まった。 それからというもの、ずっと自転車の練習をしている。 まっすぐ運転は出来るようになったものの、まだ曲がる事ができないのがくやしいらしい。 練習中に駐車してある車のミラーに激突して、おでこにこぶを作ったりもしている。 さっき息子が 「自転車に乗れないときはつまらなかったけど、乗れるようになってすっごい楽しくてうれしい」 と言っていた。 出来なかった事を、自分の努力で克服できた事。 こういう思いを母は味わって欲しかった。 ヤツはどうやらまた一歩成長したようである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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