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カテゴリ:プーケット生活
出産するにあたって家の中で2匹飼っている猫のうちのマイローをぷけ嫁さん宅に預ける事ととなった。
彼女のうちには既に数匹の猫が暮らしているが、彼女は 「うちにいる猫たちは、それぞれ事情があって縁あって飼っている子達だから」 という太っ腹な考え方の持ち主で、今回マイローのことも快く預かってくれることとなった。 マイローは見た目は大層な美猫で、ペルシャ特有の長い毛足も艶々としており顔立ちも良い。 尻尾は長くまっすぐでふさふさしていて、人懐っこくて活発だ。 しかし、ちょっと性格に問題があって飼い主に似てしまったのか異常な食いしん坊である。 しかも、その食い意地はただ事ではなく食べ物あればところかまわず探しまくり、食べたいと思ったら台所の流しの排水溝にまで顔を突っ込んだりする悪ぶりだ。 もちろんゴミ箱にお菓子を食べ終えた袋などを捨てようものなら、引っ掻き回す。 食事中などは、何度降ろしても机の上に登って隙あらば食べ物をかっさらっていくし、それが駄目だとわかると机の下で待機し、息子の食べこぼしを拾い食い。 動きも活発すぎて、先日などは私のアロマオイルのビンを割ったりガラスのコップを落としたり。 化粧ポーチからはみ出ていたアイシャドーのケースをわざと落として粉々に割ったりもする。 妊娠が発覚してからいろいろ考え、悩んだ末にやはりこの性格では生まれてくる赤ん坊がある程度大きくなるまでは共存は無理と考え本日ぷけ嫁さんの家に連れて行くこととなった。 車の中から何かを察したマイローは、柄にもなくか細い声を出して鳴いた。 普段はほとんど鳴かない猫なのにやっぱり何か変だと思ったのか。。。 ぷけ嫁宅について、結構落ち着いているなと思った矢先なんと下痢をしているのが発覚。 さっきまでは窓のところで外を眺めていたマイローが一瞬姿を消したその時、どうやらトイレ前にある足拭きマットの上でおそそうをした上に、下痢だった為それが尻の回りについて床まで汚してしまったのだ。 最初は精神的なものかと思ったが、よくよく考えたら今朝鍋の中にあったかつおだしパックを引きずり出して食い散らかしてあった事を思い出した。 食いしん坊なくせに、猫のえさ以外のものを食べると下痢をすることがあるので恐らくそれに違いない。 は~。先が思いやられる。 ぷけ嫁さんも預かるって言っちゃった事を後悔してはいないだろうか。 後悔してるんじゃないかな。やっぱり。。 優しい彼女は 「大丈夫。大丈夫。慣れてるから」 と言ってくれ、ご主人も帰宅したので下痢ブーのマイローを残しその後近くの友人宅によった後、先ほど帰宅した。 と、今度は1匹残されたココ(同じくペルシャ。非常におとなしく温厚。いるかいないかわからないほど)がニャーニャー鳴いて様子が変である。 お腹がすいているのかと思い、大好きな生えさを与えても全く食べない。 どうやらココはあのうるさくて暴れん坊な弟分マイローがいないのが寂しいようなのだ。 そんなココを見たら私も急に寂しくなってなんだか涙が出てきてしまった。 息子もバンコクに行ってしまっていない。 マイローもいない。 おやじも、友人と茶をしばきに行ってしまって毎夜いない。(現在ラマダーン中につき、イスラム教徒は夜型に変身。オヤジは断食もやっていないくせにやっている友人につきあってぷらぷら夜の茶店を徘徊しているらしい。ま、そうじゃないかもしれないけど。) 母ちゃん、息子のバンコク行きもマイローを預かってもらうのも自分で決めたくせに寂しくてたまらん夜である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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