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カテゴリ:プーケット生活
雨季に入って我が家はメンテナンスシーズンに突入。
家業で小さな宿屋をやっている我が家は客の少ないこの時期を利用して、いろいろなメンテナンスを5,6ヶ月かけてやるのが通年の恒例である。 そしてこのメンテナンスをどこの業者に頼むかというのが一番頭がいたい話で、夫婦喧嘩の勃発のほとんどがこれであるといっても過言ではない。 わが夫はなにしろ詰めが甘い。 例えば以前雨漏りをしたせいで天井にしみが出来ていた部分があり、前回の雨季でこれを7万バーツかけて修理したのだが業者はその天井部分のしみ部分に全く違う色を塗ったまま放置して去っていってしまった。 7万バーツも払ったのに。(せこいですか) 私はその部分がすご~くきになるので 「今すぐあの業者を呼んであの天井を何とかしてもらってちょうだい」 とわめいたが、 「う~」 といったまま数ヶ月が過ぎてしまった。 (ちなみに う~というのはわが夫のわかったという彼独特の返事) 多分このことについて私は10回は彼にリマインドしたと思う。 しかし。 仏の顔も3度までならず10度まで。(誰が仏じゃとぜひ突っ込みを入れていただきたい) き~っとなってようやくわが夫は腰を上げた。 どうやら夫は他に直したい部分もまとめてやらねばまた何を言われるやもしれんと思ったようで、今年の大きなメンテは壁や天井の汚れているところの塗りなおし、及び全ベランダ、全階段の手すりの色塗りなおし(チークで出来ているので色がはげていると雨風で痛んでぼろぼろになってしまう) そして、入り口部分のリノベーション。 これは以前からやりたかったのだが、なかなか思うようにいかなくて、できれば美しくスパの入り口のようにしたい。ちょっと水なんかもちょろちょろ流れてたりなんかして涼しげな雰囲気で? これはデザイン的なこともあるので、じっくりと案を練り中。 とりあえず最初に書いた部分のメンテからということになった。 夫の知り合いの業者に見積もりを依頼したら、なんと工賃だけで5万バーツといわれた。 今までの経験上これはちょっと高すぎる。 高くて3万バーツぐらいとたかをくくっていたが、いくら値切っても恐らくその値段にはならないであろうと思われたので違うルートをあたることに。 今度は以前ここを建てたときに知り合いになったパーマー(ミャンマー)君に、見積もりをお願いした。 彼らは普段日雇いで建築業者に雇われているが、直接バイトでお願いしたらどうなるかと聞いたら毎日4人の工夫を15日間という約束で2万2千バーツといわれた。 いきなりの60%オフ! ペンキ代やニス代はこれには含まれていないが、かかっても1万5千バーツぐらい。 知り合いの業者に頼むよりこっちに頼んだ方が断然安い。っていうかここプーケットでは知り合いに頼んだ方が逆に高くつくことが多いのはなぜ? よっぽど会社がピイハネ料とってんだな~。 だって工夫たちの月給なんてだいたい七千バーツかいってたって9千バーツぐらいだし。 今回頼んだパーマー君は以前うちを建てるときにもいたメンバー。 今から6,7年前まではほっそりしていて、目鼻立ちのはっきりしたハンサムだったのに今ではすっかりおじさんになってでっぷりと太っていた。 不法労働で働いていても、よっぽどここタイの住み心地がいいらしく、私が太ったことを指摘すると 「ごはんがおいしくていっぱい食べちゃうんだよ」 と流暢なタイ語で答えていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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