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カテゴリ:プーケット生活
今日セントラルに行ったら、1枚200B近くもするサーロインステーキ肉がなんと50Bになっていた。
勿論賞味期限が明日に迫っているため。 すっかりうれしくなって、2枚購入して息子と娘と3人でステーキ丼にして食べた。 お肉もと――っても柔らかくて最高。 やっぱお肉は腐る寸前がおいしいのね。 けちん坊な私は最近では物を定価で買うことに異常な抵抗を見せるかわりに、大幅に値引きしてあるものはまとめてごっそり買ってしまう癖がある。 先日は賞味期限が迫ったトロピカーナ100%オレンジジュースが、輸入物につき通常239Bがなんと最終価格20Bになっていた。 ええっ219B引きーー?? あまりの驚きに6本購入して、そのうち2本を友人におすそわけ。 おいしく息子と二人で3日にわたってごくごく飲んだが、今日スカイプでその友人は封をあけてしばらくして残ったのを飲んだら昨日の昼から夜にかけて4回も下痢をしたらしい。 やっぱりそういう商品はそれなりにリスクがあるということか? っていっても今までにそういう商品でおなかを壊したことないしな。 勿論私だけでなく、娘も息子も。 以前娘にいたっては車の中に放置されていた完全に腐った牛乳飲んでもなんともなかったしな。 ちょっと丈夫すぎてこわいけど。 ああっ。ステーキの肉の話がうれしすぎてだらだら書いちゃったけど本当に書きたかったのは先月の話。 私たちタイ長期滞在者は3か月に一度イミグレーションに赴いて、チェックをしなければならないという義務がある。 ついつい忘れがちで、罰金とか本当に取られるとは思わず3週間ぐらい放置したこともあったが、さすがに3週間はダメだったようで罰金を請求されたこともある。 仕方がないので 「だんなー。助けて下さいよ~―」 と言って泣きついたら500Bのポケットマネーで許してもらった経験もあり。 そんな面倒くさいシステムだが、先月もその日がやってきたのでパトンのイミグレーションに行ってきた。 11時ごろに行ってすぐに終わったので、マクドナルドで朝セットを食べながら道行く人をマンウオッチ。 午前中なので人影はまだまばらで、露店の店員のたむろしている人数のほうが道行く観光客よりも多いぐらいだ。 そこではっと思った。 「ここはどこ??」 そう思った理由はたむろしている露店の店員が全員タイ人ではなかったから。 どうみても、ネパールとかパキスタンとかそっち系の方ばかり。 そこになじみ深いタイ人の顔は一人としていなかった。 そっち系の人はタイ人とは違う何とも言えないねばっこい視線とトークで観光客を勧誘している。 いつの間にパトンビーチはこんなことになってしまったのか。 ジェンクセイロンなどのショッピングセンターでも最近はそっち系の店員がほとんどで、タイ人とは違う英語で話しかけられる。 タイ滞在歴17年ともなると、顔つきや態度で観光客とは思われず、タイ人からはまずほとんど英語では話しかけられないちょっと寂しい状態。 だが、そっち系の方たちはまだその区別はつかないようで英語で話しかけてくる。 勧誘もタイ人とは違ってなかなか熱心だ。 言い値もタイ人の倍ぐらい。なかなかふっかけてくる度も高い。 多分そこらへんを見込まれてタイ人店主に雇われていると思う。 だがしかし。 それでいいのかーい。 私はバリに遊びに行くたびに、タイ人達のものの値段の付け方がかわいらしいことを痛いほど思い知らされる。 バリに行った時にどうみたってパトンビーチで199Bで売られているサングラスがバリの露店で「だってこれはグッチだから」というコピー商品までも行かないぐらいの商品だったのにそんなわけのわからない理由で2万円ぐらいの値段を堂々と言ってのける根性にぶったまげた。 もちろんグッチのコピー商品だってシャネルだってそんな値段で買う気などさらさらなかったが、どうしてもサングラスが必要だったので10分ぐらい交渉して現地の値段で199Bぐらいまでお願いして購入した。 それに比べてタイ人のいい値は大きくても2倍から3倍。 バリみたいに何十倍の値段をふっかけてきたりはしない。お国柄ダメでもともとと思って好きな事を言っているのだと思うけど、高すぎる値段をいいきれないタイ人を少々かわいらしいと思ってきたものだ。 しかしこの新参者たちは違う。 バリほどまではいかないにしても堂々と数倍の値段を言ってのける。 これではほほ笑みの国タイランド、恥じらいの国タイランドの良さがないぢゃあないか!! われわれは一目瞭然でタイ人とそっち系の人を見分けることができるが、はたして観光客たちはどうだろうか? ファランにいたってはわれわれがイタリア人なのか、スパニッシュなのかの見分けがつかないように当然そっち系の方とタイ人を見分けることは多分相当な旅の達人でない限りできるまい。 ということは 「なんだよなんだよ、この国のぼり方は。半端ねえな。」 と思われている可能性大である。 本当にそれでいいのかタイ人店主たちよ。 ビザもちゃんと持ってるかどうかわからない外国人達に店をまかせっぱなしにしてんじゃねーよ。 となんだか腑に落ちない気分になった朝であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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