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発売日当日に、幸運にも販売者さんに遭遇できたので、ビッグイシュー の最新号124号を購入した。 ご存知の方も多いと思うが、ビッグイシューとは、ホームレスの方々 が販売している薄い雑誌で、価格は300円。 内、160円が販売者のホームレスの方の収入になる。 ホームレスの方の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を 応援する事業。 といっても、内容は大変に濃い。 上の画像にもあるように、ハリウッドスターのインタビュー記事 やら、様々な社会問題等を深く掘り下げた記事やら、お料理レシピ やら奥が深く、男性女性年齢問わず納得のいく内容となって いる。 詳しくはこちら THE BIG ISSUE JAPAN http://www.bigissue.jp/ この最新号で、私が最もガツンとやられたのが、雨宮処凛さんの コラム、『世界の当事者になる vol.67』。 今回のお題は、「ダメに生きる宣言」。 このコラムを読んで、私はものすごく救われた。 周りにも言われ続けてたことだけれど、彼女の言葉には凄まじい 説得力があった。 以下ごくごく一部抜粋。よさは伝わらないかもしれないが。 だけど、別に「生きてること」そのものは無条件に肯定 されてもいいはずで、何か「この条件をクリアしてないと 存在を許しませんよ」といったような社会は非常に生きづらい。 そして今の社会は、ちょっと「ダメ」だったり少し不器用 だったりする人が本気で「生きられなくなってしまう」と いうような残酷なことになっている。 ・・・やはり、この抜粋だけでは良さは伝わらないな。 興味のある方は、ぜひ124号で実際に全文を読んで 頂きたい。(最新号だけでなく、バックナンバーの販売 もされています。) 私は常に「社会貢献」や「経済活動」をしていないと、 まっとうに生きているような感じがしないという性質を 持っているのだが(昔からの付き合いの方はご存知だろう けれどw)、それゆえ持病を悪化させたり、回復を遅らせ たりという結果にもなっていた。 最近、いいことも悪いことも怒涛のように起こっていて、 心はとても忙しかったけれど、彼女のコラムを読んで かなり落ち着くことができた。 そして、彼女と同じことを言ってくれる人の存在がある というありがたさをかみ締めた。 どうしてこうも生き急ごうとしてしまうんだろう。 自分で規範を作って、そこに納まろうとしてしまう のだろう。 雨宮処凛さんのコラムを読んで、改めて自分の生真面目 さ、裏を返せば融通の利かなさを痛感した私。 さあ、出口はもうすぐそこだ。 それまではこのコラムを胸に、自分に優しさをあげよう と思う。 明るく「ダメ」に生きよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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